
日本全国☆釣り行脚~『クロダイ』~茨城県北茨城市/大津港産
長らくご愛読の方はそろそろお気づきでしょう。ワタクシが生来の〝へそ曲がり〟であることを。
そんな性格が釣りにも出てしまうようで、街中のドブやら港の奥の奥などといった釣り人の少ない(見かけない)場所に惹かれてしまうのです。ごく稀に有名な釣り場に行って、ズラリと竿が林立する光景を目の当たりにすると「釣りって人気あるんだなぁ…」とあらためて驚いてしまい、入っていけなかったりします。わざわざそんな場所に突っ込んでいくのもアレですし…。
つい先だって茨城県北部の大津港で釣りをしたのですが、そのときがまさにそんな状況でありました。
釣行の目的は乗っ込み(産卵のため沖から岸近くの浅場に乗り込む)期が近づいたマコガレイなぞを狙ってのこと。茨城から福島にかけての常磐エリアは型のよいマコガレイの実績場であり、秋から翌春にかけてのシーズン中は座布団級(大型カレイの呼び方)を求めて多くの釣り人が通い詰めます。この大津港もそんな場所の一つ。釣行したのは平日だったので、のんびりと昼すぎに到着したところ、港内は結構な賑わいとなっておりました。さて、どうしたものか…。
釣り人が見すごす“いかにもダメそう”な雰囲気
気乗りしないまま港内を見て回って、ちょっと気になる場所があったので試しに竿を出してみることにしました。もちろん、誰も釣り人はおりません。場所は港内に流れ込む里根川の河口部。この川は幅20メートルほどの小河川で、15年ほど前にもチョイと竿を出して小型のヌマガレイやイシガレイ、クロソイを釣ったことがあります。また初冬には鮭の遡上が見られる川であり、小規模ながらその実力は侮れません。
ここに限らず、こういった漁港に流れ込む小河川周りは、実は生物相が豊かなことが多く、意外な好釣果が期待できるのです。それにも関わらず、漁港の岸壁や堤防のように賑わうことはほとんどなく、だいたい釣り人の姿はありません。
「試しにココでやってみるか…」
仕掛けにエサを付けて投げ込みますが、アレ、こんなに浅かったかしら?
まあこれも人気薄な原因でして、往々にしてこういったポイントは浅いことが多いのです。それが〝いかにもダメそう〟な雰囲気を醸し出すことになり、釣り人に見すごされる結果に繋がります。
でもねぇ、へそ曲がりで穴場大好きなワタクシにとっては実にそそるんですな。若い頃は表通りのキャバクラでハイテンションな夜を楽しんでいたものが、年を重ねて、裏町のスナックでママと話しながらしっぽり飲む楽しみを覚えてしまった、そんな感じでしょうか。
〝キスは足で釣れ。カレイは腰で釣れ〟
投げ釣りを愛好する釣り人のなかでは、こんな格言が語り継がれているように、カレイ釣りは〝我慢と忍耐〟が肝要です。
この日もそんな心持ちで魚信を待っていたところ、「ブルンッ、ブルルンッ!」と竿先が激しく揺れました。いきなりのアタリは嬉しい反面、この竿先の動きはカレイではなさそう…。
竿を手にして巻き上げると、重量感はさほどないものの「ククンッ!」という鋭い抵抗は感じます。そのまま巻いてくるとキラッと輝く魚体が躍り出ました。クロダイの子供、当地(関東地方)で言うところのチンチンでした。
クロダイは大きさによって呼称が変わる出世魚で、関東では25センチ以下の幼魚を「チンチン」、35センチまでを「カイズ」、成魚を「クロダイ」と呼びます。
今回釣れたのは20センチ弱と、なんとか塩焼きで賞味できそうなサイズ。10センチ級でも呼び名は〝チンチン〟ですから、言うなれば〝マトモなチンチン〟と言ったところでしょうか。
丸ごと頬張るも臭み一切なし!
その後、仕掛けを打ち返しましたが、竿先を揺らすのは外道ばかりで、結局、本命のカレイの姿は拝めず。それでも静かな海辺でさまざまな魚と戯れることができ、充実した秋の1日をすごすことができました。この日、何尾か釣れたチンチンの中から型のよい2尾を持ち帰り、塩をまぶして焼いてみました。さばくのは面倒ですし、大きく口を開ければ丸ごとしゃぶりつけてしまうサイズですからねぇ。
香ばしく焼き上がったところで晩酌スタート。さすがはタイ科の魚だけあって、小型ながらに白身らしい風味が感じられます。型物のクロダイは生息場所の水質によって身に臭みが残ってしまうことも多いのですが、このチンチンはまったくクサくありませんでした。沖合で獲れるマダイの幼魚と比較しても、食味の点では遜色ありません。
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