あのスマイルとボディーもついに見納め?
女子プロゴルフの賞金女王争いも佳境に入り、それと同時に熱くなってきたのがシード権の攻防だ。
「大王製紙エリエールレディス(11月21日決勝)は、人気の原英莉花と賞金ランキング54位の柏原明日架、同66位(ともに11月14日時点)の山城奈々が初日に首位に並ぶ大接戦でした。シード権を意識し、柏原と山城は猛チャージをかけたのでしょう」(専門誌記者)
50位までに入れば、来季ツアーのシード権が獲得できる。51位から55位までは前半戦のみ、56位から60位までは後半戦だけ。シード権が半分しかなければ、残り半分は予選から出場しなければならない。その体力的な負担を考えると、シード権の有無はプロゴルファーにとって死活問題なのだ。
そんなシード権争いの終盤戦において、不戦敗を決めてしまった選手もいる。セクシーな衣装と美貌で、グリーンをにぎわせてきたイ・ボミだ。お色気ばかりが伝えられてきたが、15、16年の賞金女王でもある。
涙ぐんでいるときも…
「今季は賞金ランク82位と振るわず、韓国に一時帰国していました。不振の原因について、コロナ禍で実戦感覚が鈍ったとも指摘されていますが、本人いわく『体が疲れて心も折れた』と深刻です」(同・記者)
伊藤園レディス(11月14日最終)を終え、シード権争いも絶望的となり、残りの出場予定試合もすべてキャンセルしてしまった。
「これまで安定した成績を残してきたので、今季の不振は本人が一番ショックだったようです。涙ぐんでいるときもありました」(スポーツ紙記者)
彼女ほどのネームバリューがあれば、ツアー主催者の推薦という形で予選はパスできる。しかし、すべてのツアーで推薦がもらえるとは限らない。帰国には日本在住の夫も同行しており、「このまま本当に…」と懸念されている。
〝シブコ〟こと渋野日向子は海外ツアーに目を向けている。さらに、セクシー系の人気者までいなくなれば…。女子プロゴルフは大きな転換期を迎えそうだ。