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『NHK紅白歌合戦』出場歌手NGの歴史…“昔・暴力団。今・不倫”

ゴールデンボンバーの歌広場淳 (C)週刊実話

大みそかの『第72回NHK紅白歌合戦』出場歌手が11月19日に発表された。出場歌手は43組だったが、人気ビジュアル系エアーバンド『ゴールデンボンバー』は予想通り落選した。メンバーの歌広場淳が不倫の末、複数の女性を妊娠中絶させていたことが11月18日発売の『週刊文春』で報じられていた。

「金爆(ゴールデンボンバーの愛称)は2019年に『もう紅白には出してくれない』と自虐的なアルバムをリリースするほど、紅白歌合戦に固執していました」(スポーツ紙記者)

今年は2年ぶりに有観客で開催される紅白歌合戦だが、選考基準で絶対御法度なのが〝昔・暴力団。今・不倫〟とされている。

過去を振り返れば、紅白連続出場を更新していた演歌の大御所・北島三郎は、1986年に暴力団の新年会に出席していたことが表沙汰になり、同年の紅白出場を辞退。一緒に新年会に出席していた弟子の山本譲二も辞退した。

「08年には別の暴力団系組長のゴルフコンペに参加していた、細川たかしと松原のぶえらが紅白に選ばれませんでした」(同・記者)

その後、11年10月から暴力団排除条例が完全施行されたことを受けて、NHKは黒い交際がある芸能人をリストアップした。

下半身スキャンダルは致命的か…

「以降、紅白出場者の選考は、下半身スキャンダルが大きなウエートを占めるようになった。14年の紅白では、人気アイドルグループ『乃木坂46』の初出場内定情報がスポーツ紙で報じられましたが、落選した。原因はメンバーのスキャンダルといわれています」(レコード会社関係者)

同年10月には『乃木坂46』の松村沙友理(当時)が、出版社勤務の妻子ある男性との〝路チュー写真〟を『週刊文春』に掲載された。その2週間後には、またしても乃木坂メンバーの未成年飲酒を同誌が報じている。

「不倫と未成年飲酒では救いようがありません。紅白常連だった人気ロックバンド『ポルノグラフィティ』は、ギタリスト・新藤晴一の〝パパ活〟が10月に発覚。女優の長谷川京子とは10月に離婚しています」(同・関係者)

おばさん人気で18年に紅白初出場を果たした歌謡グループ『純烈』は、翌年1月、メンバーの友井雄亮による複数女性への暴力や金銭問題を『週刊文春』に報じられた。

「友井は謝罪して即引退。純烈のバックには紅白に影響力を持つ芸能界のドンがいるため、紅白は連続出場した。ただ、これはあくまで例外ですよ。金爆は15年の紅白出場を最後に、毎年当選を猛アピールしてきたが、9月に鬼龍院翔が二股発覚、続いて歌広場が不倫中絶…。テレビ界は永久追放でしょう」(同)

今年の紅白出場者に不届き者はいないか。

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