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乃木坂46がこの時期にパチンコ台をリリースした「深い理由」

アイドルグループ・乃木坂46が起用された京楽産業のパチンコ新機種『ぱちんこ乃木坂46』が、11月22日から全国のホールに導入されている。

同機種には、齋藤飛鳥や秋元真夏、生田絵梨花といった現役メンバーに加え、すでに卒業して女優として活動している白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理、小説家としても活動する高山一実らも登場。『インフルエンサー』『シンクロニシティ』などのヒット曲はもちろん、ライブの人気曲『ハウス!』『ロマンティックいか焼き』『ダンケシェーン』の3曲もパチンコ用に撮り下ろしたMVで収録されている。

「全国のパチンコ店の前を通り過ぎると、乃木坂の曲が大音量でかかりまくっていますよ。乃木坂を知らない通行人の耳にも楽曲が残ることになるし、機種をプレイしたことがきっかけで乃木坂にハマるパチンコファンも少なからず獲得できるでしょう」(パチンコライター)

AKBと“同じ坂”を転げ落ちる!?

テレビCMには、パチンコ好きとして知られるお笑いコンビのかまいたちと霜降り明星が出演するなど、PRにも巨額の予算が注ぎ込まれている。

「コロナ禍で、イベントやライブがことごとく中止になり、収益が大幅に減っているんです。それを埋め合わせるための〝戦略〟の一環ですよ」(芸能記者)

乃木坂は、来年5月14日と15日に、横浜市の日産スタジアムで「10th YEAR BIRTHDAY LIVE」を開催する。

「東京ドームなどでのライブは経験がある乃木坂ですが、約7万人を収容する日産スタジアムは過去最大規模。人気を牽引してきた白石や西野がいない今、大きな勝負になる。その前にパチンコ機種をリリースし、CMなどを大量投下することで、少しでも盛り上げようとしているのです」(同・記者)

かつて、AKB48もパチンコ機種が発売され、全国のホールを席巻した。

「しかし、パチンコファンを取り込むことに成功したとは言えず、グループの人気は次第に下降。一昨年まで連続出場を続けて来た紅白歌合戦も昨年は落選し、今年も名前はありませんでした」(同・記者)

乃木坂も、〝同じ坂〟を転げ落ちなければいいが…。

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