松本人志“忖度なし”近藤真彦の不倫スキャンダルに斬り込んだ理由

11月12日に発売された『週刊文春』で、25歳年下の会社経営者の女性との不倫をスッパ抜かれた〝マッチ〟こと近藤真彦だが、各スポーツ紙やテレビ各局の情報番組は全く後追いしなかった。

「文春の発売前日に、『(後追いを)やるわけないわよね?』と各メディアにジャニーズの役員からお達しがあったようです。ジャニーズのタレントに関しては、このところスキャンダルが出たら『TOKIO』のリーダー・城島茂が土曜日、『少年隊』の東山紀之が日曜日に、それぞれがMCを務めるテレビ朝日系の情報番組で私見を述べるのが恒例。しかし、今回は一切、マッチの件に触れませんでした」(テレビ局関係者)

そんな中、15日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』で、メインコメンテーターの『ダウンタウン』松本人志が、果敢にもマッチの不倫に斬り込んだのだ。

松本人志 弱体ジャニーズなど恐るるに足らず!?

同番組で山下智久のジャニーズ事務所退所のニュースを扱う中、松本が東野幸治を指差し「こうやってしゃべってたら東野が俺にさ、目でさ『どうせならマッチのことも言え』みたいな」とイジり始めた。

自ら切り出した松本は「無理無理無理無理」と、同誌の直撃に対する近藤の反応をマネしてオマージュ。続けて東野が、「あまりにもいろんな地上波がやらないし、新聞もスルーするから、テレビを好きな人間としてツライ」と返すと、それに対し松本も「全く同じ意見」と同調。さらに松本は、「大手事務所はスルーしましょというのが各局染み付いちゃってる」、「突き詰めたらジャニーズ事務所が一番損する」とも指摘したのだ。

「当然、ネット上では忖度なしの松本に対して称賛の声が上がった。もともと、松本はジャニーズから独立した中居正広と仲が良く、昨年の大みそかの日本テレビ系『ガキ使SP』では元『SMAP』の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾を起用。所属タレントの相次ぐ退所で弱体化したジャニーズを恐れてなどいないのでしょう」(芸能記者)

テレビ界に絶大な影響力を持つ吉本興業所属の中でもトップに君臨する松本だけに、今後も各メディアの〝ジャニーズ忖度〟には苦言を呈し続けてほしいものだ。