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独占! 住吉会 道仁会 両組織の極秘会合に密着――深まる「兄弟会の絆」

(C)週刊実話Web

小林哲治会長率いる道仁会(福岡)の関連施設では、100人を超える組員が整列していた。続々と入る高級車に頭を下げ、「お疲れ様です!」と一斉に威勢の良い声が飛ぶ。11月9日、親戚関係にある住吉会(関功代表、小川修司会長=東京)の一行が訪れたのだ。

住吉会・小川会長を筆頭に錚々たる顔触れが到着。案内された洋風の客間では、小川会長と小林会長が隣り合い、双方の最高幹部と共に歓談の時間が設けられた。身振り手振りを交え、笑顔で話す小川会長の姿からは、小林会長との親しい関係がうかがえた。その後、食事の席が設けられ、大広間で親睦会が始まったのである。

住吉会側が歓待への感謝と今後も絆を深めていくという口上を述べ、道仁会側からも「兄弟会として業界の伝統を継承し、一心同体、苦楽を共にし、いかなるご協力も惜しまぬ覚悟でございます」と返礼。道仁会の直系組長らを紹介したのち、金杯での乾杯となった。

両組織の今後の関係に他団体も注目

住吉会と道仁会では、関代表が会長を務めていた今年2月、ヤクザ業界で史上初となる「五分の兄弟会」の親戚縁組がなされた。加藤英幸・幸平一家十三代目総長(現・住吉会代表代理)の尽力によって実現した縁組であり、3月には道仁会側が関東を訪問していた。

「道仁会の小林会長は、業界の安定を何よりも重んじている。組織の大小を問わず、互いの存在を尊重し合うという信念があるからだろう。住吉会と稲川会(内堀和也会長=東京)の間で深刻なトラブルに発展した際も、いち早く関東に駆け付けていた。業界の平和を望むからこその行動力といえる」(他団体関係者)

こうして結ばれた親戚関係の深さを物語るように、食事の席でも会話が弾み、小川会長と小林会長は終始、笑みを絶やさなかった。ただ、食後には2人きりで再び客間に入り、〝トップ会談〟が行われたのだ。

密室で何が話し合われたのか知る由もないが、住吉会一行を見送る小林会長の表情は、晴れやかだった。

「関東最大組織・住吉会と九州最大組織・道仁会が親密になることで、業界全体にも影響が及ぶ。両組織の今後の関係には、他団体も注目しているはずだ」(同)

住吉会と道仁会という五分の兄弟会が目指すものは、互いの関係強化だけではないといえそうだ。

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