東京オリンピック日本代表の瀬戸大也が、日本競泳界4人目のプロスイマーに転向した。
瀬戸は、東京オリンピックで金メダルの期待を背負いながらメダルなし。しかも、大会期間中に「ネットですごく色々なことを言われて、めっちゃムカつきますけど。でも、戦っているのは自分なので」とコメントしたところ、過去の不倫騒動を持ち出されて炎上するなど散々だった。
「プロスイマーとなった瀬戸は、商業活動の制限が緩和される代わりに、日本水連からの補助を失う。今後の遠征や合宿の費用については原則として自費。こうした活動費は年間800万円かかると言われていますから、まさに背水の陣ですね」(広告代理店関係者)
通常、プロになることでCMなどの莫大な収入が見込めるが、不倫騒動のイメージが強く、それもままならない。
「昨年9月にANAとの契約を解除され、メインとなる所属スポンサーはついていない状態。おまけに1000万円単位の強化費が支給される日本オリンピック委員会(JOC)の顔である〝シンボルアスリート〟も辞退していますからね。今回の東京オリンピックでメダリストになっていれば、新たなスポンサーがついたかもしれませんが、正直、今の状態では食っていけるかどうか怪しいレベル」(同・関係者)
雑音をハネ返すには結果しかない
それでもプロの道を選択した瀬戸は、『日刊スポーツ』の取材に対し、「本当に自分勝手だった。裸の王様だった」と語ったが、この言葉に再びアンチが反応した。
《「裸の王様」いろんな意味で捉えられるなw》
《この夫婦見ると、人間ってピンチの時こそその立ち振る舞いって大事だと思ったな。旦那はどうしようも無いけど、本来なら奥さんはそれでも支え続ける素晴らしい人だ、って世間に思われただろうに、自らの言動でイマイチな評価にしちゃったもんな》
《かたや北島康介さんは現役時に自分との戦いに勝ちめっちゃ気持ちいい!って名言を残してこの方は世間を敵に回しめっちゃムカつく!と言う名言を残した。そりゃ人としても選手としても雲泥の差になるわ》
【《》内はすべて原文ママ・以下同】
こうした雑音をハネ返すには結果しかない。
「広告以外にも、プロスイマーとして収入を得るには、賞金の出る大会に出場する方法があります。瀬戸は現在、ワールドカップ・ロシア大会で4冠とMVPを獲得。日本新やアジア新も叩き出すなど絶好調です」(前出・広告代理店関係者)
パリオリンピックでメダル獲得し、ダイヤモンドの輝きを取り戻せるか。瀬戸の今後に注目が集まっている。
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