『第72回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が11月19日に発表された。


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初出場は「紅組」がAwesome City Club、上白石萌音、BiSH、millennium parade × Belle(中村佳穂)の4組で、「白組」はKAT-TUN、Snow Man、DISH//、平井大、布袋寅泰、まふまふの6組。一方、TikTokでブレイクしている和田アキ子、出場が期待されていたAdoやウマ娘、AKB48やKis-My-Ft2、Official髭男dismといった人気グループが落選した。


「発表前に各スポーツ紙が初出場組を報じていたが、millenniumやKAT-TUN、平井の名前は出ていなかった。KAT-TUNの初出場は意外に感じる方も多いでしょうが、脱退したメンバーの赤西仁、田中聖、田口淳之介が問題児で、しょっちゅう何かやらかしていたので、なかなか出場できなかったんです。今年はデビュー15周年のメモリアルイヤーですから〝温情出場〟と言えそうです」(レコード会社関係者)

星野源や福山雅治のバーター

五木ひろしが〝勇退〟を発表して衝撃が走った演歌勢は、「紅組」と「白組」で4組ずつが出演するが、目新しい歌手はいない。

「天童よしみや坂本冬美はマンネリ、水森かおりは豪華衣装があるだけ。三山ひろしに至っては、毎年『けん玉連続成功』のギネス記録を更新するためだけに呼ばれているようなもの。まったくの〝無駄枠〟です」(芸能記者)


昨年、ジャニーズ事務所の7枠を大幅に超える13枠を確保したソニーミュージック勢は今年も11枠と強さを見せつけた。


「なぜか『ドライフラワー』がヒットした優里は落選し、今さら感の強い鈴木雅之が出場します。millenniumはアニメ映画『竜とそばかすの姫』のメインテーマを歌ってはいますが、知名度は低く、事務所のゴリ押し感が拭えません」(同・記者)


常連の人気グループも、実は〝無駄枠〟だという。


「さっぱりヒット曲が出ていないのに、今回で14回目の出場となるPerfumeですよ。所属するアミューズはNHKとベッタリですからね。今年は、新垣結衣と結婚して注目を浴びる星野源や、昨年の大トリを務めた福山雅治を出場させるためのバーターでしょう」(同・記者)


こうした〝無駄枠〟をバッサリ切り捨てて出場歌手を減らし、時間を短縮して放送すれば、逆に視聴率が上がるかもしれない。