エンタメ

JRA重賞『マイルチャンピオンシップ』(GⅠ)本誌競馬班“厳選”軸1頭+相手4頭!

(C)JRA
(C)JRA

昨年は上位人気馬が順当に好走し、3連単は4000円台と堅かったが、過去10年で万馬券に届かなかったのは、その1回だけ。2011年は29万馬券、14年は19万馬券と波乱も起きている。

ただ、8番人気以下で馬券に絡んだのは3頭しかいない。超人気薄の激走はそう多くない点も頭に入れて、馬券を組み立てた方がよさそうだ。

★軸馬=グランアレグリア
昨年のこのレースも含めてGⅠ5勝(そのうち4勝がマイル戦)は、今回のメンバーでは突出した実績のグランアレグリア。芝1600メートルも【6・1・1・1】と適性は高く、着外は本格化前のNHKマイルC(4位入線も降着で5着)のみ。前走の天皇賞・秋は、得意とは言えない2000メートル。それでも現役最強クラスの2頭に僅差で続く3着。調子もよさそう。馬券圏外に沈むシーンは想像しづらいだけに、人気でも逆らわず軸馬指名でいいだろう。

★相手=シュネルマイスター
今春の安田記念では、2着のグランアレグリアに半馬身差の3着だったシュネルマイスター。あの時点で上の世代の一線級相手に互角以上の走りを披露していたが、続く毎日王冠でもダノンキングリーを破っており、その実力に疑いの余地はない。しかも、4歳以上の牡馬と比較して斤量1キロ減の恩恵がある。毎日王冠は、スタートがひと息で最内枠だったこともあり後方待機となったが、NHKマイルCでは先行馬群の後ろから運ぶなど、戦法に柔軟性があるのも心強い。

厩舎の勢いでホウオウアマゾンに注目!

★相手=インディチャンプ
このレースは19年1着、20年2着と好走しているインディチャンプ。今年の3走は、阪急杯4着、高松宮記念3着、安田記念4着と、あと一歩のレースが続いているが、デビュー以来、国内では5着以下がなく、今回の出走メンバーの中では屈指の安定感を誇る。福永騎手は、過去10年のこのレースで【0・2・2・4】と好相性。

★相手=ホウオウアマゾン
年長馬との初対戦となった前走のスワンSは、粘りに粘って3着を死守したホウオウアマゾン。半年ぶりの22キロ増であの走りなら、ひと叩きした今回は前進が期待できる。阪神のマイルは【2・2・0・1】で、唯一の着外(9着)だった朝日杯フューチュリティSは、レース中に脚を負傷していた模様。コース適性は高い。米ブリーダーズCで2勝を挙げた矢作厩舎の勢いも無視できない。

★相手=グレナディアガーズ
朝日杯フューチュリティSを2歳レコードで制して以降、勝ち星がないグレナディアガーズだが、それでも3戦③②③着と、馬券圏内は死守。ハイレベルの3歳世代の中でも地力はトップクラスの1頭だ。GⅠを勝った舞台で、このレース最多の4勝を誇る池添騎手とのコンビは魅力。

あわせて読みたい