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米倉涼子『ドクターX』危険水域!小栗旬『日本沈没』に負けるのも時間の問題…

米倉涼子
米倉涼子 (C)週刊実話Web

米倉涼子主演の人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が視聴率15%割れの水域に入り、苦戦を強いられている。このままでは小栗旬主演の日曜劇場『日本沈没-希望のひと-』(TBS系)に、平均視聴率で逆転されるのは「時間の問題」だ。

「11月4日放送の『ドクターX』第4話は15.2%で歴代最低の数字です。次の第5話は16.7%と持ち直したが、これは主演級の松下奈緒がゲスト出演した効果が大きい。ゲストに頼るようでは今後、15%割れも予想される。放送日にネットで世界同日配信されている『日本沈没』に負けますよ」(スポーツ紙記者)

『ドクターX』の低調は、手術シーンのマンネリ化、西田敏行、岸部一徳らレギュラー陣の高齢化に加え、シーズン7で登場した内科部長兼院長代理・蜂須賀隆太郎役を演じる狂言師の野村萬斎が、マンガ的演出を繰り出すことも不評を買っている。

一方、『日本沈没』は放送終了後、ネットフリックスで深夜0時から世界190以上の国や地域で逐次配信され、新たにネット視聴者を獲得している。

ネットフリックスの世界加入者数は2億人超え!

2015年に日本上陸した米動画配信サービスのネットフリックスは当初、テレビ業界で〝黒船来襲〟と恐れられたが、お笑い王国の吉本興業・大﨑洋会長は「日本には独特のソフトパワーがある。メディアごとにタレントやコンテンツの新しいマネジメント方式さえ見つければ、生き延びる」と、本誌に自信をのぞかせていた。

現在、ネットフリックスの世界加入者数は約2億1360万人。これは競合するディズニーより1億人も多く、日本では500万人超が加入している。

「日曜劇場の1本の制作費は1億円近い。それだけに15%以上の視聴率でなければ元は取れない。幸い『日本沈没』は、初回からコンスタントに15%超を記録して堅調。ネットフリックスの視聴者を加えると、『ドクターX』を上回っているでしょう」(業界関係者)

日本沈没は「失敗しないので」。

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