(画像)Cookie Studio / shutterstock
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コロナ後遺症に苦悩する“食リポ”タレントの実情~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

テレビ界で密かに問題視されているのが、新型コロナウイルス感染の「後遺症」に悩み、苦しめられている芸能人たちの実情だ。


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あまりの症状の深刻さに、引退や長期休業を選択せざるを得ない芸能人たちが激増することが危惧されているというのだ。


「ブレインフォグ(脳の霧)と呼ばれる記憶障害が社会問題化しつつある。メディアが取り上げたことで世間にも浸透しましたが、あの報道のおかげで、この後遺症に悩む俳優や芸人、タレントらが数多く救われたと思いますよ」(民放編成マン)


そうした中、最近ほとんど話題にもならなくなったのが、味覚や嗅覚の異常というコロナ後遺症の中でもっともポピュラーな症例だ。


「命に関わるわけでもないですからね。何となく後回しになっている雰囲気はありますね」(テレビ関係者)

涙を流しながら病院をハシゴ

では一体、何が問題視されているのか?

「食リポを主戦場にしている芸人やタレントたちは、味やニオイがしないため、非常に困っている。誰とは言いません。最近、グルメ番組に欠かせなかったタレントが、急にテレビから消えているんです。思い出してください」(放送作家)


事実、これまでも実に多くのバラエティータレントが新型コロナウイルスに感染し、活動休止を余儀なくされてきた。その中で、所属事務所によって感染が明らかにされている食リポタレントだけでも、かなりの人数に上る。


「もちろん、芸能人全員がコロナ後遺症に悩んでいるわけではありません。コロナ感染前と同じ生活をしているタレントがほとんどです。ただ、コロナ後遺症で味覚や嗅覚に異常が出たタレントは、涙を流しながら病院をハシゴし、治療にあたっているんですよ」(芸能プロ関係者)


昨今のバラエティー番組においては、ロケでもスタジオでも食べ物の試食は欠かせない。食リポはある意味、タレントの生命線といっても過言ではないのだ。


廃業の危機と隣り合わせの食リポ芸能人たちの1日も早い回復を祈るばかりだ。