元横綱・朝青龍 (C)週刊実話Web
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大相撲九州場所に元横綱・朝青龍のダグワドルジ氏が“襲撃”予告!

2021年を締めくくる大相撲九州場所が、福岡市の福岡国際センターで始まった。


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ファンの耳目を集めそうなのが、土俵外とはいえ白鵬改め間垣親方だ。


これまでは力士の頂点を極め、それこそ肩で風を切って歩いていたが、現在は新米の親方。指導普及部兼社会貢献部に所属する一兵卒として、青ジャンパーを着て横綱経験者の指定席である花道の警備に当たる。


〈協会の規則を守り、逸脱した言動は行わない〉


間垣襲名に際して誓約書に署名していることもあり、どこまで謙虚に職務に取り組むか。その仕事ぶりとともに、花道の奥にまだ頭にマゲをのせている前横綱が陣取っているわけだから、引き上げてくる力士たちはギョッとするはず。誰がどんな反応を示すか、その表情が楽しみだ。


土俵の上では、その間垣親方から「バトンタッチというか、ぜひ頑張ってほしい」と後継指名された照ノ富士が、優勝争いの大本命だ。

甥っ子の豊昇龍「負けたら怒られる」と戦々恐々

もう1人、目を離せないのが元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏の甥、西前頭5枚目の豊昇龍。先場所は三役目前の東前頭筆頭で急性扁桃炎を発症し、惜しくも5勝8敗2休と負け越したが、一本背負いや外掛けで相手を翻弄する相撲は魅力満点だ。

この期待の星が「僕の一番のプレッシャー。負けたらまた怒られる」と恐れる叔父が、10月4日に《久々相撲見るの楽しみ》とツイッターに投稿し、九州場所観戦を予告。詳しい日時は未定だが、もしもダグワドルジ氏が本当に来場すれば、観客がざわめくのは必至だ。


「いいところを見せて、褒めてもらえる相撲を取らないと」と、豊昇龍もいつも以上に緊張している。


また、先場所後に日本に帰化して「三浦駿」となった逸ノ城も、気になる存在。モンゴル去っても、やはりモンゴルと言った感じで、日本人力士たちの影が薄くなるばかりだが…。


せめて年内最後の場所ぐらいは、存在感を示せと檄を飛ばしたい。