二階堂ふみは10代の頃からR指定映画に出演。2014年公開の『私の男』での浅野忠信との艶シーンは「エロ過ぎる!」と大評判だった。
「朝食を食べている二階堂に〝あらぬコト〟を命じたり、〝制服の上〟から責めまくったり…。映画の撮影自体は、まだ二階堂が17歳の時にスタートしましたが、このシーンは誕生日を迎えて18歳になるのを待って撮影されたといいます。当時から、トンデモない女優魂の持ち主だったわけです」(映画評論家)
その後、初脱ぎとなった18年『リバーズ・エッジ』、19年『人間失格 太宰治と3人の女たち』、20年『ばるぼら』と、R15+作品で魅せまくり。中でも女優としての覚悟の違いを見せつけたのは『人間失格』だ。〝3人の女〟を沢尻エリカ、宮沢りえと演じたが、小栗旬演じる太宰治とのカラミのシーンで、しっかりとフル露出したのは二階堂だけだった。
「小栗にブラウスの前ボタンを外され、床に押し倒される二階堂。〝私ばかり幸せでごめんなさい〟と言いながら切ない吐息を漏らす姿は、実にエロかわいらしく、ズズズンと刺激してきます」(情報誌映画担当)
『ばるぼら』でも、見事な脱ぎっぷりだった。
「特にスバらしかったのは、稲垣吾郎演じる小説家のデスクの上での艶シーン。黒いワンピースを脱がされると下は何も着けておらず、飛び出した美バストを稲垣に優しくされ、半開きの口から吐息が漏れます。稲垣の幸せそうな表情から察するに、撮影中、ガチだったに違いありませんよ」(同)
気だるく生々しいカラミのシーン
一方、今年始めには9年ぶりの主演ドラマ『その女、ジルバ』(フジテレビ系)で、冴えない40代女性を好演。あらためて〝憑依型〟の女優魂を見せつけた池脇千鶴は、14年公開のR15+映画『そこのみにて光輝く』で、その完熟ボディーと、気だるく生々しいカラミのシーンが絶賛された。
「池脇は、21歳で出演した03年の映画『ジョゼと虎と魚たち』で初のフルオープンを披露していますが、せっかく思い切って脱いだのに、〝残念B〟と酷評されてしまった苦い過去があります。『――光輝く』は、それから11年ぶりの〝公開〟となったわけですが、年齢を重ねて30代になり、全体的にムッチリとしたボディーに進化。残念どころか、何とも生々しい実存感たっぷりのエロスにコーフンさせられましたね。不倫相手との情事のさなかに〝もういいっしょ!〟と男をはね除け立ち上がって丸出しになる肉感的なヒップと、後ろ向きでブラを着ける際に〝ボロン〟とこぼれるヨコバスト。主人公の綾野剛とのシーンでは、仰向けになってもしっかりとボリューミーで、責められまくってカチカチになるのです」(映画関係者)
これらの作品を見てつくづく思う。真の一流女優とは、まさに彼女たちのことを指して言うのだ。