沢尻エリカ(C)週刊実話 
沢尻エリカ(C)週刊実話 

沢尻エリカ逮捕から丸2年…“執行猶予明け”ついに表舞台復帰か!?

女優の沢尻エリカが麻薬取締法違反の容疑で逮捕されたのは、2019年11月16日のこと。振り返れば、あれから丸2年がたとうとしている。


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沢尻は、興奮作用と幻覚作用を持つ合成麻薬・MDMAのカプセルを所持していた容疑で逮捕され、1カ月後の12月6日に麻薬取締法違反の罪で起訴。同日、保証金500万円を納付し保釈されると、翌年1月31日には東京地裁で初公判が開かれた。沢尻は起訴内容を認め、2月6日には懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決が下され、期限内に控訴しなかったことで判決が確定している。


「当時の沢尻は翌年放送のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』に出演が決まっていましたが、この騒動で降板。NHKは急きょのキャスト変更を余儀なくされました。関係者によると第10話まで撮影が済んでいたため、現場への影響は非常に大きかったといいます。しかし、所属事務所のエイベックス・マネジメントは沢尻を解雇せず、彼女の更生を支援するとの声明を発表しました。この寛大な措置に本人も恩義を感じたのか、現在は〝悪友〟ときっぱり縁を切り、前を向いているようです」(芸能プロ関係者)


他方、現在の彼女に目立った活動が見られず、半ば引退状態となっているのも事実。その今後が待たれるところだが、近況は一体どうなっているのか。

違約金返済のために…

「逮捕に伴う違約金は事務所が肩代わりしたといわれているため、沢尻はこれを返済するまで所属し続けなければならない。しかし裏を返せば、今後は仕事が入るということでもあるため、そう遠くないうちに表舞台に復帰するでしょう。最も有力視されるのは、執行猶予が明けた段階ですね」(芸能ジャーナリスト)

その復帰舞台と見られるのが、不祥事俳優の受け皿にもなっている『Netflix』だ。


「コンプラ的に地上波はなかなか難しいが、映画や配信作品なら比較的出演は緩い。特に海外資本の『Netflix』は、面白ければ出演者の不祥事は問わない傾向にあり、足掛かりとしては最適でしょう。一部では、巨大マーケットの中国進出を狙って中国語を勉強し、国外作品で人気獲得・再起を図ろうとしているとのウワサもあります」(同・ジャーナリスト)


しかし、ここには大きなハードルが立ちはだかっているとも…。


「中国はアヘン戦争で国が滅びかけるほどの苦汁を舐めた歴史的背景もあり、最高刑が死刑になっているほど〝クスリ〟には厳しい国。少量の所持で微罪だったとはいえ、合成麻薬で逮捕歴のある女優をあの国のエンタメ業界が起用するとは思えません」(在中映画ライター)


復帰にはなかなか厳しい現実が横たわっているようだが、果たして今後の動きやいかに。