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加藤綾子アナと古市憲寿氏『News イット!』でバトル!視聴率最下位脱出の起爆剤なるか

加藤綾子
加藤綾子 (C)週刊実話Web

フリーの加藤綾子アナウンサーが11月8日、キャスターを務めるフジテレビ系のニュース番組『Live News イット!』で、社会学者の古市憲寿氏と〝バトル〟を繰り広げるひと幕があった。

同日早朝、熊本県内を走行していた九州新幹線の車内で液体をまいてライターをつけた男が現住建造物等放火未遂容疑で逮捕された事件について、10月31日に発生した「京王線のジョーカー」の模倣犯だったことを報じていた。

加藤アナが、「安全対策の強化が難しいとも言われているんですけど、こうした事件をきっかけに『もっと大きなことをしてやろう』ってなる可能性もある。それが怖い」とコメントすると、古市氏が「怖いという気持ちは分かる。ただテロを受けて、新幹線で持ち物検査をしようとなると、それってテロに屈したことになる。テロリストって、確率的には1億人以上が住む日本に、ほとんどいないわけですから。そのために社会の仕組みを変えるというのはちょっと違うんじゃないのかなと思う」と、過剰な反応に疑問を呈したのだ。

日本一空気を読まない古市氏

すると加藤アナは、「確率的には低いとか、めったに起こらないこととか、冷静になったら分かることですけど、こうして連日起きていたりとか、それだけでは片付けられない不安感を持ってしまう。だったらどうしたらいいんだろうと」などと、それでも不安は消えないと主張。これに対して古市氏は、「それがテロリストのやり口。社会に不安を与えて社会を扇動しちゃうという。長期的には不遇感をなくすとか、恨みをもつ人を減らしていくということが、実は近道なんじゃないか」とかぶせた。

当たり前の市民感情で視聴者に寄り添うコメントを、ことごとく〝論破〟された加藤アナは、納得がいかない表情を浮かべたのである。

「普段は、おとなしいコメンテーターばかりですから、加藤アナがバトルになることはほとんどありませんが、古市氏は〝日本一空気を読まないコメンテーター〟ですからね。加藤アナも、いつもと違う空気に、つい熱くなってしまったんじゃないですかね」(他局のスタッフ)

同時間帯の民放キー局のニュース番組では、日本テレビがトップ。テレビ朝日とTBSが熾烈な2位争いを繰り広げているが、フジはダントツ最下位だ。

「高いギャラを支払っている加藤アナには降板説も浮上していますが、今回の古市氏とのバトルは、フジと加藤アナにとって意外な〝金脈〟かもしれませんよ。今後も2人の論戦が話題になれば、視聴率がV字回復する可能性もありますからね」(同・スタッフ)

気づいたら、古市氏がレギュラーコメンテーターになっているかもしれない。

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