テレビ朝日の10月改編で、『報道ステーション』のメインキャスターに元NHKの大越健介氏が起用されたことで、フリーの徳永有美アナの出番が週1回金曜日だけになってしまった。

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10月6日からは、系列のABEMA NEWSチャンネルで配信中のニュース番組『ABEMAヒルズ』の水曜＆木曜キャスターも兼任するようになったが、これにはテレ朝の〝社内事情〟が作用したという。テレ朝関係者がこっそり打ち明ける。

「狙いは徳永の夫の内村光良なんです。ウチとしては、視聴率男の内村に是が非でもレギュラー番組を持ってほしい。その〝人質〟が徳永なんです」

内村とテレ朝には、実は深い因縁がある。かつて内村がテレ朝で『内村プロデュース』というレギュラー番組を持っていたときにアシスタントだったのが徳永アナで、この番組がきっかけで2人は急接近。ついには不倫関係に陥り、徳永アナが離婚して内村と再婚したのだ。

寝取った内村を許さない〝元夫派〟

「徳永との不倫発覚後、内村はテレ朝を出入り禁止になりました。なぜなら徳永は社内結婚で、夫もテレ朝局員だったからです。しかも、夫は当時ワイドショーのディレクターでした。内村は慰謝料としてマンションのローンを肩代わりしたそうです」（同・関係者）

六本木を追われた内村だったが、その後は『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）など、他局でヒット番組を連発。そうなるとテレビマンは現金なもので、かつて不倫で追い払った徳永アナを突破口にして、内村を再びテレ朝に引き込もうという魂胆なのだ。

「しかし、社内には徳永の元夫もまだ在籍しているからややこしい。徳永と、寝取った内村を許さない〝元夫派〟も局内にはいますからね」（同・関係者）

なんとも生臭いキャスター人事である。