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わくわく『地方競馬』情報~第64回道営記念/第32回ロジータ記念

『地方競馬』情報
『地方競馬』情報 (C)週刊実話Web

ホッカイドウ競馬では11月4日、前日のJBC2歳優駿の盛り上がりをそのままに21年度開催の最終日を迎える。

最終日の最終競走として施行される『第64回道営記念』(H1)は、シーズンを締めくくる総決算のレース。ホッカイドウ競馬で行われている古馬の重賞競走で交流競走に指定されていないのは、道営記念とグランシャリオ門別スプリントのみ。人気投票で選ばれた名実ともにホッカイドウを代表するトップホースたちによる最強馬決定戦である。

ファン投票1位には史上6頭目の三冠馬に輝いたラッキードリーム、2位には19年JBCクラシック4着、昨年の道営記念勝ち馬でもあるクインズサターン、その他、3位スーパーステション、4位リンノレジェンドなど、いずれもホッカイドウ競馬をけん引するトップホースの名がずらり。

同日には、ホッカイドウ競馬短距離路線の最高峰であり、昨年からH1に格上げされた『道営スプリント』も開催され、最高に盛り上がる1日になりそう。今年を締めくくる激走を見せてくれるのは、どの馬か。注目したい。

意外にも地元馬が苦戦するロジータ記念

さて、川崎競馬では11月9日に『第21回ローレル賞』(SⅡ)、10日には『第32回ロジータ記念』(SⅠ)と、2日連続で注目の牝馬戦が開催される。ローレル賞は、2歳牝馬限定レース。1~3馬には大みそかの東京2歳優駿牝馬の優先出走権が与えられる唯一のトライアルレースだ。

11年から全国の地方馬に門戸が開かれたが、過去10年でホッカイドウ所属馬は出走20頭で3勝、2着1回、3着4回と8頭が馬券に絡んでいる。また、地元・川崎所属馬も最近5年連続で馬券に絡んでおり、19年は1~3着を独占。人気薄でも好調を維持している北海道と川崎所属馬には注意が必要だ。

さて、翌10日に行われるロジータ記念は、8つの重賞を制した名牝ロジータの功績を称えて創設された秋の地方競馬3歳牝馬チャンピオン決定戦だ。

過去31回のロジータ記念を振り返ると、船橋所属馬19勝、大井7勝、川崎3勝、浦和2勝。ローレル記念と打って変わって、地元馬が苦戦しているのも興味深い。

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