(画像)Roman Samborskyi / shutterstock
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本田真凜“奇跡の復活劇”に期待高まる! 日本のエース欠場で代表に浮上か

女子フィギュアスケートで日本のエースである紀平梨花が、10月29日に開幕する『グランプリ(GP)シリーズ第2戦』(カナダ)を欠場すると発表した。代わって代表に浮上するかもしれないのが、2016年の『世界ジュニアフィギュアスケート選手権』を制した本田真凛だ。


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「紀平は16日まで行われていた『アジアンオープントロフィー』も欠場しています。同大会の会場は来年2月の北京五輪の舞台で、五輪出場を狙うトップクラスの選手は視察を兼ねてエントリーしていました」(スポーツ協会担当記者)


現在はカナダを活動の拠点としている紀平。アジアンオープンを辞退したときは「移動時間」による負担を挙げていたが、今回のGPシリーズ欠場の発表では「右足関節骨軟骨損傷」と伝えている。


関係者によれば、「今年7月から痛みが出ていた」とのこと。「11月の『NHK杯』には出る」と言うが、同大会は北京五輪の代表選手を決める大会だ。〝ぶっつけ本番〟となれば、紀平といえども厳しい状況となるのは間違いない。

腐っても元世界ジュニア女王

「坂本花織、宮原知子は当確濃厚。もしも紀平がコケたら、残り1枠を巡って接戦になる。そこで、大穴の本田が再注目されているのです」(同)

本田は平昌五輪で〝ポスト浅田真央〟として大きな期待を寄せられたが、その重圧に敗れ、代表入りさえできなかった。以後、海外に拠点を移すも結果を残せず、現在に至っている。


「国内の場末のスケート場で、1人で練習していたこともありました。大会会場に向かう途中で事故に巻き込まれたり、裏方のミスで演技に使う曲が流れなかったり、なぜか不運も重なった」(スポーツ紙記者)


しかし、本田はそんな不遇を受け止め、愚痴の1つも言わなかった。腐っても元世界ジュニア女王で、精神的にもたくましくなっている。本田が奇跡の復活劇を見せるかもしれない。