女優の杉咲花が主演する10月期の連続ドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)の視聴率がいまひとつだ。
同作は人気のウェブ漫画を実写化。杉咲演じる勝ち気で少し天然ながら、恋に臆病な盲学校高等部3年生の赤座ユキコと、杉野遥亮演じるケンカっ早いけれど根は純粋なヤンキー君、黒川森生のラブストーリーが描かれている。
第1話の世帯平均視聴率は8.8%(ビデオリサーチ調べ/関東地区、以下同)、第2話は8.6%でわずかにダウン、第3話は9.2%と盛り返したが…。
「杉咲が思いのほか数字を持っていない上、相手役の杉野もまだ弱いのです」(テレビ局関係者)
杉咲はもともと、『味の素Cook Do』のCMで回鍋肉を食べる美少女として話題を呼び、徐々に演技力を発揮。2016年、憧れの女優である宮沢りえの主演映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で一気に頭角を現した。
しかし、NHKの連続テレビ小説『おちょやん』でヒロインに抜擢されるも、全話の平均視聴率は17.4%。二階堂ふみがヒロインを務めた同枠の前作『エール』から、3ポイントもダウンしてしまった。
やたらと主演にこだわっている!?
「演技力は同年代の女優の中でもズバ抜けているので、脇役でどんどんやらせてみればいいのに、所属事務所がやたらと主演にこだわっている。朝ドラ女優にとって、次作は今後の活動を左右する非常に重要な位置付け。しかし、杉咲の場合は『恋です!』3回の放送で、厳しい現実を突きつけられてしまいました」(同・関係者)
どうやら杉咲は主演クラスの女優と違い、決定的な〝欠点〟があるようだ。
「綾瀬はるか、深田恭子、有村架純ら、今を時めく女優にはエロさ、そして華があるので、自然と男性ファンの目線を引きつける。しかし、どう見ても杉咲にはそれがない。また、あまり喜怒哀楽が豊かではないので、特にラブストーリーは視聴者の共感を得られず、不向きであることを露呈しました」(芸能記者)
ここに来て課題が浮き彫りになったが、今さら路線変更は難しい。早くも女優生命の危機である。
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