(画像)MNAphotography / Shutterstock.com
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エンゼルス・大谷翔平2023年「ドジャース移籍」加速!“爆弾発言”きっかけで…

「2023年問題」に、新たな爆弾が投じられた。〝二刀流〟大谷翔平とエンゼルスの契約は22年シーズン終了と同時に切れる。


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その延長交渉に進展はなく、聞こえてくるのは他球団からの〝熱すぎるラブコール〟だからだ。


「レッドソックス、ドジャースが熱いですね。特にドジャースは大谷が求めているとされる『変化』と『環境』の両方を兼ね備えており、ひょっとしたら今オフのトレードも仕掛けてくるかも」(米国在住ライター)


エンゼルス残留の雲行きが怪しくなったのは、9月26日の試合後の会見がきっかけだ。現地メディアは好投しても報われない現況を挙げ、「チームは好きか?」と質問。大谷はファン、チームを愛していると語ったが、「それ以上に勝ちたい…」と〝爆弾発言〟した。


後日、球団は大谷の退団希望を否定。だが、当の本人はダンマリを決め込んだまま、何も発言していない。


「投打で活躍しても勝てない、優勝争いに食い込むこともできず、大谷は変化を求めているというのが米メディアの一致した見方です。ドジャースは打線も強力で、ベーブ・ルースの『2ケタ勝利&2ケタ本塁打』の記録にも簡単に到達できます」(同)


レッドソックスも熱心だ。地元放送局は「ベーブ・ルースの投打の2ケタ記録はレッドソックス時代に達成されたもの。大谷の移籍は運命、10年約520億円を提示」と伝えていた。

ドジャースのロバーツ監督は沖縄生まれの親日家

しかし、ドジャースは球団資産価値で30球団中2位。マネー戦争なら負けない。

「そもそも、ポスティングシステムでメジャー球団と交渉したとき、大谷はすぐに結果を求める東海岸を敬遠しました。ドジャースはエンゼルスと同じ西海岸で、近年、常に優勝争いを繰り広げています。エンゼルスと違うのはDH制のないナ・リーグ所属ということだけ」(現地関係者)


また、デーブ・ロバーツ監督は母親が日本人、自身も返還直後の沖縄県で生まれた親日家だ。こちらも契約は22年までだが、近年の好成績からして続投は必至。「大谷とともに新契約で」と予想されている。


「NPB最後の17年、ドジャースは最多の8人態勢で大谷を視察し、その大所帯ぶりに日本ハム首脳陣は驚いていました」(球界関係者)


強いチームへの変化、西海岸という環境、高額年俸。すべての条件を揃えたドジャースの二刀流強奪策は、着々と進められている。