灼熱の火花散る！『オートレース』情報～浜松『GⅠ秋のスピード王決定戦』の有力選手は？

スピードアップが本格的になるこの季節に、浜松オートでは『GⅠ第62回秋のスピード王決定戦』が11月19日より開催される。ここでは、この5日間の有力選手をピックアップしながら、優勝戦線を探ってみたい。

地元浜松勢では鈴木圭一郎、伊藤信夫、金子大輔、佐藤貴也、木村武之が有力視される。中でも地元トップの鈴木圭一郎は先の選手権優勝戦で落車。機力も日替わり傾向でお世辞にも「仕上がっている」とは言い難い水準だった。準優勝の金子も準決勝が良走路だったら正直、優出はきつかった。両者とも、どこまで立て直せるかがカギになる。

逆に木村の出来はよかった。選手権優勝戦は折り合いを欠き試走から一息だったが、準決勝までは高水準の動きだった。冷え込みの増すこの時期は、一層のパワーアップが見込めるだけに、木村は重視したい。

SG初制覇の森且行は初日からマークしたい1人

遠征勢の有力選手として佐藤摩弥、森且行、髙橋貢、早川清太郎、荒尾聡、佐々木啓を推奨したい。

森は先の選手権で、SG初制覇の快挙を成し遂げた。元来、相性のよい浜松バンクだけに、初日からマークしたい1人。

さらに、選手権では無念の落車に散った荒尾は、機のダメージさえなければ当地はSGを二度制覇しているバンク。天候問わず狙える点も心強い。

師走を前にスピード戦に拍車がかかるこの季節。スピードキングは誰になるのか？　必見の5日間だ。