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ベテラン漫才コンビ『おぼん・こぼん』を和解に導いた島田洋七の“金言”

島田洋七
島田洋七 (C)週刊実話Web

不仲説が伝えられていたベテラン漫才コンビ『おぼん・こぼん』が、10月6日に放送されたバラエティー番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で歴史的和解を果たし、再ブレークの期待が高まっている。

「2人は火付け役のナイツと翌7日から11日まで、東京・浅草の東洋館に出演しましたが、日頃は閑散としている劇場が連日満員。まさに〝水ダウ効果〟ですよ」(お笑い関係者)

高校時代の同級生だったおぼんとこぼんは、1965年に大阪でコンビ結成。18歳で上京して活動を続け、1980年には『お笑いスター誕生』(日本テレビ系)で10週勝ち抜き、グランプリを受賞した。

当時、漫才ブームをけん引した『B&B』の島田洋七が言う。

「数年前におぼんさんから『コンビ仲が悪くなった』と連絡が来たんです。コンビは女房より一緒にいる時間が長い。ときには仲違いや喧嘩もします」

テレビ局から出演オファーが殺到

その後も2人の不仲が続いたことで、後輩芸人のナイツが2年前に『水ダウ』で、仲直りプロジェクトを企画した。しかし、ナイツのドッキリにこぼんが激怒したことで、さらに関係が悪化。すると再び、おぼんから洋七に「仲が悪いのに、またテレビ局から出演依頼が来た。こんな状態で出てもいいんですかね」と連絡があったという。

「漫才ブームのときに活躍して残っているのは、今やビートたけしくらい。僕をはじめ、ロートルの漫才師は存在すら忘れられている。おぼんさんには『仲が悪いだけでダウンタウンの番組に出られるなんて、むしろラッキーですよ』と言いました」(洋七)

『水ダウ』が好評だったことで、おぼん・こぼんにはテレビ局から出演オファーが殺到。まさかの再ブレークは、ロートル芸人に大きな夢を与えたようだ。

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