オダギリジョー (C)週刊実話Web 
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オダギリジョーの“大惨敗ドラマ”即映画化が決定したワケ~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

NHKのジャッジの速さに、民放キー局幹部らが震え上がっている。10月1日に最終回を迎えた俳優のオダギリジョーが脚本と演出を手掛けたドラマ『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』の映画化を早々に決断したのだ。


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「ドラマは、警察犬係の主人公と相棒の警察犬が、謎めいた町で繰り広げられる事件に挑む物語。放送はたったの3回のみ。世帯視聴率も9月17日が4.7%、24日が3.6%、10月1日が3.5%と、大惨敗の結果だった」(芸能記者)


民放では絶対にありえない映画化。なぜ、NHKは放送終了から3週間もたたないうちに決断したのか?


「コスパです。ドラマの制作費は1話あたり4000万円。しかし、出演者の顔ぶれを見れば2倍の金額になってもおかしくない。民放では絶対に不可能なキャスティングが実現したのが理由です」(NHK関係者)


実際、オダギリが犬役に扮するというまさにおふざけドラマのような展開なのだが、キャストはガチンコもガチンコ。麻生久美子、本田翼、岡山天音、國村隼、永瀬正敏、松重豊、橋爪功、永山瑛太、佐藤浩市、柄本明、染谷将太、仲野太賀など主演級の役者を揃えた。さらにチョイ役としてオダギリの妻である香椎由宇を筆頭に鈴木慶一、細野晴臣、火野正平、坂井真紀らがカメオ出演しているのだ。

ギャラだけで絶対に赤字のはずだが…

「ギャラだけで絶対に赤字のはずですが、すべてをオダギリが個人的つながりでキャスティングしたんです。肝心の中身もドラマ通好みの作りで、継続すれば間違いなくヒットコンテンツになるニオイがプンプンする」(放送作家)

NHKといえば、ドラマ『スパイの妻』や『映画 太陽の子』、『心の傷を癒すということ』といった作品の映画化を発表している。


「製作には子会社のNHKエンタープライズが絡んでくる。もっと前には『ハゲタカ』や『セカンドバージン』などの実績があり、すでにこうした映像化権でウン十億円を手にしている」(芸能プロ関係者)


鋭きNHKの嗅覚。