地方競馬では、11月3日に迫ったダート競馬の祭典『JBC（ジャパンブリーダーズカップ）』に向けて、「第4回地方競馬ファン投票」を開催中だ。
地方競馬所属馬からお気に入りの5頭を選び、ファン投票とプレゼント応募を完了させると抽選で豪華賞品がプレゼントされる。例えば、優勝ジョッキーサイン入りJBC2021オリジナルグッズ（キャップ＋Tシャツ）を3名に、その他開催地（金沢と門別）独自のJBCオリジナルグッズが160名に当たるビッグプロジェクトだ。とっておきの推し馬を選んで、JBCへの気分を盛り上げよう。
JBCを目前に控えた今週の地方競馬は、注目の牝馬戦が目白押し。21日は門別の『ブロッサムカップ』、22日は園田『兵庫クイーンカップ』、24日は盛岡『OROオータムティアラ』、28日は笠松『ラブミーチャン記念』と、次世代を担う牝馬が主役のレースが続く。
華やかさを取り戻しつつあるファンイベント
22日に行われる園田『第21回兵庫クイーンカップ』は、1981年に創設されたアラブ牝馬限定の重賞がルーツの歴史ある一戦。現在は、西日本地区交流牝馬重賞として、ナイター競馬のフィナーレを飾る。毎年ハイレベルな戦いが繰り広げられ、過去の勝ち馬には笠松のタッチデュールなど、第一線で戦ってきた名馬の名も。
今年の注目は、佐賀のトップ牝馬同士の戦いだ。3歳の時の勢いを取り戻しつつある佐賀の女王・ミスカゴシマ（牝4）、今年の佐賀三冠を制したトゥルスウィー（牝3）が、園田の地で初の直接対決を迎える。佐賀、園田ファンにとって見逃せない一戦だ。
24日は、盛岡競馬場で『OROオータムティアラ』（M1）が開催されるが、同日には牝馬戦にちなんで「岩手競馬レディースDAY」を実施。女性は入場無料、さらに先着300名様に300円のお食事割引チケットが配布されるほか、ハズレなしの抽選会では人気ブランドの化粧品など、220名に豪華賞品が当たる。
また、よしもと芸人トークショーでは、ココリコの遠藤章造が来場。コロナ禍で控えめだったファンイベントも、緊急事態宣言の解除により以前の華やかさを取り戻しつつある。秋競馬とともに満喫したい。