社会

甘利明幹事長の選挙用の写真が話題!「ちゃんと悪いことやってるって感じ」

甘利明氏
甘利明氏 (C)週刊実話Web

自民党の甘利明幹事長のツイートが話題だ。

甘利幹事長といえば、経済再生相当時の2015年5月、記者会見で突然、ロックバンド『ゲスの極み乙女。』の替え歌を歌いだすなどコミカルな面を見せる反面、翌16年には『週刊文春』によって、千葉県内の建設会社とUR(都市再生機構)の補償問題に絡んだ現金授受疑惑と秘書の口利き疑惑が報じられるなど、いずれにせよ〝シロ〟か〝クロ〟かよく分からない非常にグレーな印象がある政治家である。

「甘利氏は、この疑惑により経済再生相を辞任した際の会見で『東京地検特捜部の元検事の経歴を持つ弁護士に調査を依頼した』『引き続き調査を進め、しかるべきタイミングでご報告をさせていただく』と言ったきりです。調査報告書も公開しておらず、岸田文雄総理大臣も調査報告書を確認せずに幹事長にしたことを明らかにしています」(政治ライター)

そんな甘利幹事長は、自民党総裁選投票日前日にツイートをした後に沈黙していたが、衆議院解散後にツイッターを復活させ、総選挙に向けてアピールを開始した。その中で10月15日に投稿した写真付きのツイートに、ツイッターユーザーが飛びついた。

風刺としてはかなり秀逸

甘利幹事長はモノクロの自分が写っている写真とともに投稿。《選挙用の写真、こんな仕上がりになりました。》と、総選挙用の写真を公開したのだが、メンション欄には、

《白か黒かで言うと黒いですね》

《で、ワイロは?》

《うん ちゃんと悪いことやってるって感じ》

《その感じで是非とも説明責任を…》

《余白には「説明責任ってなにそれ?」がぴったりだ。》

などなど、口利き疑惑への説明を求める声が相次いで送られてしまった。

「甘利幹事長の投稿した写真が、早くもパロディーに使われています。『〝甘〟い〝利〟権に止まらぬヨダレ』『座右の銘 寝耳に水』など、風刺としてはかなり秀逸ですね。19年の参院選広島選挙区で自民党公認で当選した河井案里氏が公職選挙法違反の罪で有罪となった件でも、当時、党の選挙対策委員長を務めていた甘利幹事長は説明責任を果たしているとは言えませんからね」(前出の政治ライター)

得意の『ゲスの極み乙女。』の替え歌で、もろもろの説明を聞きたいものだが…。

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