「何と言っても、女優はイメージが第一。さすがの事務所も、サジを投げた格好です」(芸能リポーター)
女優の片瀬那奈が去る9月30日付で、所属事務所『研音』を退社した。
「研音といえば、業界でも有数の〝実力派プロダクション〟で、彼女にすれば残りたかった。〝円満退社〟を強調していますが、〝あの事件〟が影響したのは明らか。事実上の〝クビ〟です」(同・リポーター)
1998年、モデルとしてデビューした片瀬は、その後、女優として活躍。多くのドラマや映画に出演する一方、2011年からは情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)の女性MCを今年3月まで務めた。
「歌手活動もしながら、同番組のMCは10年も続きました。こんなにマルチに活躍できたのは、研音にいたからこそ。ジャニーズほどではないにしろ、あの事務所の〝パワー〟は相当なものなのです」(テレビ局関係者)
そんな研音を怒らせる〝事件〟が起きたのは今年7月。
「7月クールの連ドラ『彼女はキレイだった』(フジテレビ系)にも出演していましたが、5年半前から同棲していた元IT企業社長が麻薬取締法違反容疑(コカイン所持)で逮捕され、片瀬も尿検査を受けたことが〝文春砲〟によって明らかになったのです」(芸能ライター)
片瀬の言葉を信じた事務所だったが…
同棲相手はもとより、当局は片瀬もマークしていた。
「19年11月、お互いを〝マブダチ〟と呼び合っていた沢尻エリカの薬物逮捕事件のときは、真っ先に片瀬の名前が挙がりました」(芸能関係者)
〝危ない女〟と思いつつも、当初は、「(同棲相手とは)別れたし、家宅捜索も受けていない」という片瀬の言葉を信じた研音。
「一度は家宅捜索も尿検査も否定しましたからね。完全に、彼女のウソに踊らされてしまいました」(前出の芸能ライター)
さあ、フリーとなった片瀬。これからどうするのか。
「これまで〝修行〟と称して、お寺に奉公に入ったり、坊主になって反省の意を表す芸能人を見てきました」(前出の芸能リポーター)
では、片瀬も丸坊主に?
「いやいや、坊主だけではインパクトは弱い。ハダカ一貫を示すためにも、頭のテッペンから爪先までの心意気で出直す。フリーでやっていくなら、このくらいのことはやらないと再注目されませんよ」(前出の芸能関係者)
フルオープンを超えたスーパーフルオープンか。