
『サクラマス』福島県南会津郡/鶴沼川フィッシングパーク産〜日本全国☆釣り行脚
秋の到来とともに温泉に惹かれ、福島県は会津若松の東山温泉に来ております。
【関連】『ニジマス』兵庫県/有馬川産〜日本全国☆釣り行脚 ほか
温泉街を流れる湯川で竿を出してみたところ、飽きない程度にウグイが釣れ、なかなか楽しい釣りとなったのが前回でした。
ただし、友人の方は渓流の大本命ともいえる、型のよいヤマメを釣り上げており、これは非常に羨ましいかぎりです。例えて言うなら、友人とソープランドに行って、まずまずのコで昇天はしたものの、帰りにチラッと見たら友人に付いたコがとてもかわいかった時のあの感覚、と言えば分かりやすいでしょうか。
「うーん、オレもウグイじゃなくてマスかきてぇ! じゃなかった、マス釣りてぇ!!」
コイ科のウグイと比較して、ヤマメなどマスの仲間は、やっぱりカッコいいですからねぇ。
しきりに釣りたがるワタクシに、「そーんなにマス釣りてぇんだったら、芦ノ牧の先の鶴沼に最近オープンした釣り堀があっから、そこ行くといいですよぉ。ヤマメもイワナも、サクラマスまでいるって話ですから」と、半ば呆れ顔の友人が何とも魅力的な情報を教えてくれました。こ、これはイクしかねぇ…。
お別れの挨拶もそこそこに、車に乗り込み国道121号線をブッ飛ばします。温泉観光地として名高い芦ノ牧温泉を過ぎ、かやぶき屋根の集落で知られる大内宿や湯野上温泉駅に近づくと、道中の家々も「元々はかやぶき屋根だったのだろう」と思わせる趣のある建物が多くなります。さらに山々に囲まれた道を走るうちに「鶴沼川フィッシングパーク」の看板が見えてきました。到着です。さぁ~、マスでイキますよ~っ!
ニジマス乱舞! 凄まじき活性
駐車場に車を止めて砂利道を下りて行くと、なるほど、確かに今年の夏にオープンしたばかりとあって真新しい施設です。それなりのにぎわいをみせるルアー池に対して、エサ釣りの池に人影はありません。もちろん、釣りの技術のないワタクシはエサ釣りです。受付にて1時間券を購入し、貸竿を借り受けて釣り場に歩を進めると、エサ釣り池はまだ所々が造成中といった雰囲気。そして広い池には、ものすごい数の魚影が見てとれます。「これならボクでもOKさ!」と目を凝らして見るうちに、ニジマスに交じってイワナ、ヤマメ、そしてサクラマスっぽい魚も…。ニジマスはどこの釣り堀でも比較的イージーに釣れるので、「せっかくならニジマス以外を!」と仕掛けを投じると、一瞬でハリ掛かりしたのは…ニジマスです。確かにマスを釣りたいのだけど、こうなるとキミじゃないんだよな…。な~んて、ワタクシも勝手なものですね。
ということで、リリース禁止、1間券の持ち帰りは5尾まで(6尾以降は別途買い取り制)というルールのなか「超高活性なニジマスを避けて違うマスを狙う」という、これはこれで夢中になる釣りとなりました。とはいえ、ニジマスの活性はハンパないものがあり、イワナやヤマメが食い付く間もなく、アッという間にエサに群がってきます。
ついにやった! サクラで昇天
慎重にやらねば、とエサを水面上に上げて池の中を見極めていると、なんと空中のエサに飛びかかられてニジマスがヒット。これで4尾目。なんという高活性。アッという間に追い込まれました。「もうこうなったら運任せや!」と適当に仕掛けを放り込むと瞬殺でヒット。そして、仕掛けに掛かってきた魚は、ん? やけに銀白色なような…。最後にヒットしたのは、なんとサクラマスです。肥えたニジマスと比べて、ずいぶん痩せた個体とはいえ、これは嬉しい! 最後に納得の魚が釣れて満足のうちに納竿、道中の芦ノ牧ドライブ温泉でサッパリしてから帰路に就いたのでありました。
さて、サクラマスとニジマスはフライにしてお楽しみの晩酌です。淡白で美味なニジマスは想定内として、サクラマスは、痩せていても、サケの風味がしっかりと感じられてこれまた美味。
三橋雅彦(みつはしまさひこ) 子供のころから釣り好きで〝釣り一筋〟の青春時代を過ごす。当然のごとく魚関係の仕事に就き、海釣り専門誌の常連筆者も務めたほどの釣りisマイライフな人。好色。
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