元『欅坂46』の“絶対的エース”だった平手友梨奈が、多彩な才能を見せている――といえば聞こえもいいが、迷走しているようだという声もチラホラ…。
彼女は9月、歌手としてセカンドデジタルシングルの『かけがえのない世界』を配信。来る12月18日、25日放送のNHK土曜ドラマ『風の向こうへ駆け抜けろ』には女優で主演予定だ。
「平手が何をウリにしているのか、芸能記者もよく分からないのです。才能はあるのでしょうが、どれもこれも手を出すのでやりたいことが不明。大きな話題になることもなく、器用貧乏の寸前」(芸能記者)
ダンスは飛び抜けてうまいとされ、紅白歌合戦では気持ちを入れ込むあまり失神したことがあった。歌手として抜群の歌唱力でソロでも発表。演技力もあり、女優として映画、ドラマの両方に出演。スラッとした体形でモデルとして活動と、まさに超マルチだ。
「乃木坂の総帥である秋元康氏がミュージシャンの野田洋次郎に『彼女は二度と会えないくらいの天才なんです』と語ったことは、野田本人も明かしています。でも、その一方で週刊誌には『天才という割に突出したものがない』と酷評されています」(同・記者)
天才とは、どこを指してなのか。なかなか凡人が感じ取ることは難しいのだろう。
ミステリアス一転、明るくなったと評判だが…
「ダンスがうまいだけでは食えない。歌手として音楽配信を中心としているのは、CDでは厳しいという理解があるのかもしれません。今はまだ女優としてヒット作があるわけでもなく、モデルはあくまでオマケ。これが実際の評価でしょうか」(アイドル誌編集者)
平手は去る6月に終了したTBS系日曜劇場『ドラゴン桜』に出演。同ドラマは全話平均14.9%と高視聴率をマーク。
「作品は高い評価を得ましたが、主役は阿部寛と長澤まさみ。平手は上位役ではあるものの、あくまで一生徒でした。もともとドラマとして成功している学園ドラマの続編。平手の演技でどうこうという評価もありませんでした」(テレビ雑誌編集者)
平手に対する一般的な印象といえば、ミステリアス、あるいはネクラ…。欅坂在籍当時は伏し目がちに話すのが特徴だったが、最近は随分明るいと評判。
「数撃てば当たるの発想で、アチコチに手を出しているという話も聞こえます。人気女優の浜辺美波が陰キャラでブレーク。しかし今は〝作りモノ〟の陰口も出始め、カレ氏報道もあってすっかり別方向にシフト。要は平手も〝これだ!〟というウリを見つけるまで、迷走は続くかもしれませんね」(前出の芸能記者)
どれも不発にならないことを願うばかり…。
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