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巨人“低迷”は原監督のせい?「酷使しすぎ」「(続投は)最悪の流れだ!」

読売ジャイアンツ 
(C)週刊実話

10月10日にスポーツ新聞各紙が報じた《巨人・原辰徳監督続投へ!》の記事に、当の巨人ファンから相次いで批判の声が出た。原監督は今季が3年契約の3年目で、昨年までセ・リーグ2連覇を達成している球界きっての名将だ。

「今シーズンこそ優勝は絶望的ですが、このまま3位ならクライマックス・シリーズ進出となり、日本一を狙える立場は変わらない。昨年まで通算14年で9度のリーグ制覇と日本一3度の手腕で常勝軍団を完成させた手腕をフロントが評価しており、続投の方針を固めたといいます」(スポーツ紙記者)

ところが、その原監督に対し、巨人ファンからネット上でこんな声が上がっているのだ。

《最悪の流れだ! 常勝軍団を完成させて後に引き継ぐ? 原にそんなことできるわけないだろ》

《目先の勝利しか考えずに中4日、中5日連発 中田翔や井納、梶谷の獲得 外国人はベテランばかり補強 若手は打てなきゃ即2軍》

《去年も終盤に負けが込み始めて勝率が下がったが、それは原監督が選手、特に投手陣を酷使し続けた結果だったんだな。原政権を引き継いだ監督たちが優勝できなかった理由も、酷使された選手たちが調子を崩して活躍できなかったり、移籍や引退に追い込まれた結果であったことが分かってしまった》

《無駄な選手の獲得、余剰戦力もないのに余裕をかました安易な放出、期待外れの新外国人、甥っ子への厚遇過ぎる対応…》

4位転落の可能性もゼロではないが…

〝名将〟に対する評価としては、かなり辛らつと言わざるを得ない。しかも巡り合わせの悪いことに、5日からの首位ヤクルト3連戦で同一カード3連敗を喫すると、続く広島にも敵地のマツダスタジアムで3連敗。9月以降は8勝20敗6分と大きく失速しており、10月12日現在6連敗中と元気が全くない。

「後輩への暴力で謹慎処分中だった中田翔をトレードで入団させると、即スタメンに使って批判を浴びたのも記憶に新しい。他にも石井琢朗野手総合コーチを三軍行きにしてファンから猛批判を浴びた。これで勝ちをつかんで逆転Vの〝メークレジェンド〟を夢見ることができていれば、ファンも文句は言わなかったでしょうが…」(前出のスポーツ紙記者)

残り試合数からいえば、広島に逆転されて4位転落…なんてことも可能性ゼロではない。周囲の雑音を消すためにも、原監督は3位死守が絶対だが、果たして。

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