芸能

吉本興業の大﨑洋会長が本誌だけに明かした『笑ってはいけない』休止“本当の理由”

月亭方正、松本人志、浜田雅功、遠藤章造、田中直樹 
月亭方正、松本人志、浜田雅功、遠藤章造、田中直樹(C)週刊実話Web 

大みそか恒例の特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』(日本テレビ系)の休止が発表された。

「同番組は2006年から15年にわたり放送。『NHK紅白歌合戦』の裏で15%以上の視聴率を稼ぎ、民放トップを維持してきた。それが休止となったことで、さまざまな臆測が飛び交っています」(バラエティー番組制作会社スタッフ)

ダウンタウンの松本人志と浜田雅功が所属する吉本興業の大﨑洋会長は、本誌の取材に「制作サイドから1回休もうかと言ってきた。それだけですわ」と語った。

番組の企画も担当する松本は『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、早い段階から中止が決まっていたことを明らかにした。

「腑に落ちないのは、BPO(放送倫理・番組向上機構)青少年委員会が『痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組』の審議入りを決定し、それに合わせるかのように休止が発表されたことです」(スポーツ紙記者)

番組では〝笑ってはいけない〟というルールを破った出演者に、ビンタやケツバット、タイキックなどが罰ゲームとして下される。この演出が、まさにBPOの〝痛みを伴う笑い〟の対象に当てはまるのだ。

「来年は分かりません」

「昨年はアンジャッシュの渡部建を復帰させようとしたが、事前に情報がマスコミに漏れて頓挫。松本は制作サイドに不信感を募らせ、番組へのモチベーションが下がってしまった」(吉本元社員)

前出の大﨑会長は「来年は分かりません」と、含みのあるコメントも残している。

「紅白の裏にあって10%以上取れる番組は、『笑ってはいけない』しかない。BPOの言うことを聞いていたら、お笑い番組はもはや成立しなくなります」(吉本関係者)

今年は『笑ってはいけない』に代わって、6時間生放送の特番『絶対笑って年越したい! 笑う大晦日』(仮)を放送予定だが、本当に笑える番組になるのか注目したい。

あわせて読みたい