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山口組二代目「命日墓参」に密着! 没後79年…受け継がれる菱の絆

(C)週刊実話Web 

秋晴れとなった10月4日、山口春吉初代の実子である登二代目の祥月命日を迎え、六代目山口組の最高幹部らが墓参を行った。

墓所は特定抗争指定の警戒区域に定められた兵庫県神戸市内にあり、9月23日に行われた彼岸の墓参同様に、県警の捜査員らが組員5人以上の集結がないか、警戒に訪れていた。

捜査員らが注視する中、篠原重則幹部(二代目若林組組長=香川)と組員が準備を進めた。花とお供え物が置かれると、午前10時半すぎには安東美樹若頭補佐(二代目竹中組組長=兵庫姫路)が姿を見せ、車両から降りるなり篠原幹部と共に墓所に向かった。

「安東若頭補佐も運転手の組員と2人きりで来とって、計4人までいうのは注意しとるんやろな。そんな規制のある状況でも、2人は笑みを見せながら言葉を交わして墓所まで歩いとったから、不自由さを感じさせんかったで」(地元記者)

神戸山口組との特定抗争指定から、早くも1年9カ月が経過した。総本部の使用禁止はもとより、安東若頭補佐が本拠を構える姫路市も、当初から警戒区域に指定され、竹中組本部の使用も禁じられている。何より組織関係者らが注意を払っているのが、今回の墓参で見られたように、区域内での組員5人以上の集結に反しないことだという。

警察当局との闘いは一進一退を繰り返して…

「会合に向かう途中、区域内を通過する際に予期せずして他の組員たちと顔を合わせてしまわないよう、時間差で移動するなど注意しとると聞くで。実際、今年2月4日の山本健一初代の命日には、神戸市内の墓地で五代目山健組(中田浩司組長=兵庫神戸)と、神戸山口組に残留した山健組直参たちがカチ合いそうになって、トラブルいうよりも特定抗争指定の規制に触れかねないと、捜査員も慌てとったからな」(同)

二代目の没後79年となるこの日の墓参を終えると、安東若頭補佐らも引き揚げ、墓所は再び静寂に包まれた。

また、9月29日には、和歌山県警に強要容疑で逮捕されていた執行部メンバーの一人である津田力若頭補佐(四代目倉本組組長=和歌山)が、処分保留で釈放され、現場復帰を果たした。

生野靖道若頭補佐の逮捕によって、警察当局との闘いは一進一退を繰り返している。しかし、毎年行われる山口組歴代組長の墓参では、分裂終結を誓う最高幹部らの覚悟の表情もうかがえ、菱の絆の強さが受け継がれているといえそうだ。

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