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歌手・女優/真洋インタビュー~元『乃木坂46』の寮生活秘話!

《衣装》MERCURYDUO

真洋(mahiro)は坂道シリーズ(乃木坂46、欅坂46、日向坂46)のお姉さん格である『乃木坂46』の1期生。2018年に同グループを卒業後は、得意のダンスを生かして多国籍グループ『Z-Girls』のメンバーとして韓国デビューを果たした。その後、コロナ禍もあって同グループを卒業。今年から拠点を日本に移し、歌手、女優、モデル、アーティストとして幅広く活動している。おっとりした口調と、時折混ざる関西弁がキュート。そんな〝ろってぃー〟の「恋愛観・結婚観」にも迫る。

真洋 読者のみなさんには「初めまして」の方もいますよね。私のことを知ってもらいたいので、今日はよろしくお願いします。

――乃木坂46の1期生は36人ですが、4万人近いオーディションを勝ち残ったわけですよね。そもそもアイドルを目指したのはいつ頃からだったのでしょう?

真洋 小学生の時から安室奈美恵さんが大好きで、将来アレになりたい、コレになりたいという迷いなどなく、〝芸能界に入ってキュートでクールでセクシーな奈美恵さんみたいになる!〟の一択でした。小3で友達に誘われてダンススクールに通い始めたのも、きっかけですね。

――乃木坂46には自分から応募を?

真洋 そうです。実は中2の時にあるコンテストがあって、10代限定の「歌の甲子園」と呼ばれていたものなのですが、それに出場して3次審査まで行ったことがあるんです。それが縁で、関係者の方に声をかけていただき、乃木坂46のオーディションのことを知りました。そして、高校入学の直後にあった乃木坂のオーディションを受けて、まさか受かるとは思ってなくて、半年だけ大阪の高校に通ったあと、上京しました。

――乃木坂46は実際のところ、メンバー間の仲はどうだったんですか?

真洋 めっちゃ仲がよかったですよ。特に地方組は一緒の寮に住んでいたので、仕事もプライベートもずっと一緒。家族以上でした。寮の近くにある焼き鳥屋さんでぼんじりを食べるのが楽しみで、メンバーの家にお泊まりしてご飯も一緒に食べたし、メンバー5人でディズニーランドに行ったりとか。楽屋がどんなに広くても、隅にソファがあったらそこにギュウギュウに集まってしまう感じでした。

結婚したらいい奥さんになれますよ(笑)

――特に仲がよかったのは誰ですか?

真洋 卒業生だと永島聖羅、井上小百合、能條愛未、高山一実…全員の名前が出てきちゃいそう(笑)。

――今でも交流を?

真洋 誕生日にメッセージを送ったり、つい先日は「地上波のドラマおめでとう! 絶対見るよ」って永島聖羅に送ったばかりです。

――実はバチバチ、という関係はなかった?

真洋 それが全然。たぶん、そういう性格じゃないからですね。他人と喧嘩をしたことがないので。

――では、メンバー間で恋バナをすることは?

真洋 意外としないんですよね。私があんまり「誰々カッコイイ」とか言うタイプじゃなかったから。ちょっと冷めてるというか、「会ってみないと分からんやん」ぐらいの性格やったんで。あ、郷ひろみさんにお会いした時は目がキラキラと輝きすぎててビックリしました! こんなにすごい60代がいるんだぁって。

――じゃあ、好みのタイプを聞きましょう。

真洋 外見の好みは特にないんです。人としての思いやりがちゃんとある人がいいかな。一緒にいるだけで楽しい人、リラックスできる人。デートでも、普通に居酒屋とかに連れてってくれる人がいいです。

――結婚願望はある?

真洋 年齢は決めてないんですけど、35歳くらいまでには結婚したいです。仕事を辞めるかどうかも考えてなくて、表に出る側でなくても、この業界には携わっていたいですね。

――結婚したら、どんな奥さんになりそう?

真洋 いい奥さんになれますよ(笑)。掃除が得意だし、こういう性格やから夫婦喧嘩にならないし。

――乃木坂46を卒業後、多国籍グループZ-Girlsに飛び込んだ理由は?

真洋 もともとは日本でソロ活動をする予定やったんですけど、その前に一旦、1年でも2年でも海外に行っていろんな音楽とかカルチャーに接して、その経験を日本に持ち帰りたいと思っていたんです。そのタイミングでオーディションに参加しました。7カ国(日本、台湾、インド、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ)から男女2人ずつが選ばれ、Z-GirlsとZ-Boysとして韓国でデビューしました。

振り付け動画がバズッたんです!

《衣装》MERCURYDUO

――韓国語や英語は?

真洋 最初は話せなかったので、歌の練習の前に英語の勉強が大変でした。グループ内の公用語は英語だし、歌詞も全部英語。寮生活ではスタッフがみんな韓国人で、両方同時に覚えなくちゃいけない感じで、スマホの翻訳機能が手放せませんでした。グループ内ではメインダンサー扱いでしたが、ネットとかを見たら「ビジュアル担当」とも書かれていて、ちょっと嬉しかったです(笑)。

――乃木坂46時代はバラエティー番組でおバカキャラ(?)が定着しました。そのきっかけは?

真洋 キャラ作りはみんな悩むんです。私はどうしたらいいんやろうって感じでもがいてましたね。自分を表現するのが得意じゃなかったので、バラエティーでのアピールが苦手でした。そんな時、『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京)という番組でMCのバナナマンの日村(勇紀)さんが私のおっとりした関西弁の喋り方を真似してくれたんです。似てはいないと思うんですけど、ファンの方には定着しましたね。

――さて、日本に拠点を移して、今後はどんな活動をしていこうと考えている?

真洋 歌ったり踊ったりだけじゃなく、モデルやMCなど、マルチに活躍したいです。最近はTikTokとYouTubeも始めたんです。

――TikTokは何を配信している?

真洋 歌やダンスの動画を上げています。最近では、乃木坂46の楽曲『インフルエンサー』の振り付け動画をアップしたところ、バズッたんですよ。韓国にいた時に1人で踊ってる映像を隠し持っていたんです。誰かに見せるつもりもなかったんですが、試しに出してみたら再生回数がすごいことになってました。ありがとうございます! インフルエンサー自体が乃木坂46の中でも一番難しいと言われていて、振り付けも人気。それを私が踊ってるってところにお宝感がある! と言っていただきました。今後も色々な動画を上げるので、是非チェックしてフォローもしてくださいね♪

真洋◆まひろ 1995年7月23日生まれ。最新シングル『GDBD』が配信中。
ツイッター@mahiro_chan0723 
インスタグラムmahiro_kawamura_official

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