MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島 (C)週刊実話Web
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広島カープ新監督に黒田博樹氏が急浮上! 岸田文雄総理大臣が猛烈後押し

広島出身で、「50年来のカープファン」を公言する岸田文雄総理大臣が誕生し、来季監督に黒田博樹氏が急浮上した。全国に散らばる「カープ女子」の願いを叶えることで支持率アップを狙い、10月末の衆院選につなげる!


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「人の話をしっかり聞くこと」を信条とする岸田新首相は、広く国民から「アフターコロナの提案」を聞くとともに、ひいきとする「広島カープ再建策」も聞き取っている。側近の記者によれば、最も多く寄せられている声が広島、ドジャース、ヤンキースで活躍した「黒田監督の誕生」で、その声の主の多くがカープ女子だという。


「アメリカのメジャーリーグで複数の球団から年俸18億円のオファーを受けながら、それを蹴って4億円(金額は推定)で古巣へ戻った〝男気〟こそ、再建への一番の近道だと。プロ野球で女子ファンの比率が図抜けて高いのが広島です。彼女たちが熱望する〝黒田カープ〟を誕生させることで、政権の支持率アップ、10月末の衆院選につなげようとしているのです」(岸田氏の側近記者)


取材を受ける際、「背番号15」(広島時代の黒田氏の背番号)のユニホームで応じるなど、自身もサムライ的な生き様に惚れ込んでいる新首相。広島の松田元オーナーに直接的に「黒田監督」を要望することはないものの、広島は市民球団だ。ファンの気持ちを代弁する首相の声は反映されるはずだと計算している。


「ペナントレースは終盤戦を迎え、パ・リーグは史上初の『メジャーを経験した日本人監督』である井口資仁監督率いる千葉ロッテがオリックスと激しい首位争いを展開しています。かたやセ・リーグも、メジャー経験のある高津臣吾監督が指揮するヤクルトが阪神を逆転してトップに立ちました。つまり、セ・パともメジャー帰りの監督が旋風を巻起こしているのです」(スポーツ紙記者)

最有力候補だった緒方前監督の“辞退”

一方の広島は、優勝候補に期待されながら、横浜DeNAと最下位を争う体たらく。ヤクルトの高津監督が広島出身という背景もあり、球団内でも「黒田監督擁立」の機運が高まっているのだ。

次期監督候補には黒田氏のほか、野村謙二郎元監督、緒方孝市前監督、金本知憲阪神前監督、OBで解説者の前田智徳氏、新井貴浩氏、東出輝裕二軍打撃コーチらの名前が挙がっている。その中で、期待値が最も高く男女、世代を問わず支持されているのが黒田氏だ。


「プライドが許さないのか、メジャーでエースまで務めた黒田氏は、現役引退後は広島でのコーチ就任を望まず、スポーツ紙などの野球解説を務めてきた。しかし、広島では生え抜きからコーチ就任、内部昇格で監督になるのが正規ルートとされるため、指導者経験のないことが黒田氏のネックになっていた。それが、岸田首相が誕生し、ミスター赤ヘルの山本浩二氏も解説者や評論家を経ていきなり監督に就いたことが吹聴され始めた。実際、黒田氏の実績、貢献は山本氏に匹敵する」(地元のテレビ局幹部)


それを物語っているのが、次期監督の最有力候補だった緒方氏の〝辞退〟だ。東京オリンピックで侍ジャパンを金メダルに導いた稲葉篤紀監督の後任に矛先を転じ「内定」したというのだ。


緒方氏は、3年連続盗塁王に輝くなど、現役時代は走攻守揃った外野手として活躍。5年間コーチを務めたあと、2015年にカープ監督に就任した。2年目に25年ぶりのリーグ優勝に導き、そこから球団初のリーグ3連覇を達成。しかし、5年目が4位に終わったことで、責任を取る形で辞任した。


「試合で怠慢なプレーをした選手を平手打ちしたことがメディアに叩かれたことが背景にあり、球団は慰留できませんでした。しかし、現在も活躍する田中広輔、菊池涼介、丸佳浩の『タナキクマル』を世に出し、鈴木誠也を4番に育てた功績は絶大です。後任の佐々岡真司監督は1年目の昨季が5位で、今季も5位。そこで、緒方氏の再登板が暗黙の了解となっていましたが、本人が侍ジャパンに進路を変更しました。次期監督が、にわかに別の候補にすり替わったのでしょう」(カープ担当記者)

新井貴浩氏の入閣は当確!?

黒田カープに入閣「当確」と言われるのが新井氏だ。黒田氏が海外FA権を行使してドジャースに移籍したのが07年オフ。同じ時期、新井氏も兄貴分の金本氏を慕って国内FAで阪神に移籍した。

その黒田氏は15年に広島へ復帰。同年、新井氏もまた古巣に戻った。しかし、こちらは一塁の定位置を外国人に奪われ、大幅減俸を通告された上での、事実上のお払い箱。阪神に自由契約を申し出て、広島に拾われた格好だ。


「結果的にダブル復帰となったが、新井氏は『裏切り者!』とされ、復帰できる環境にはなかった。それが、黒田氏が『新井も一緒に』という条件を付けたため、戻れることになった経緯がある」(スポーツ紙デスク)


古巣に戻った新井氏は16年に2000本安打と300本塁打を達成。リーグ優勝、MVPも獲得した。


「そんな大恩ある黒田氏が監督に就けば、新井氏がコーチ復帰を申し出るのは必定。新井氏が受けた恩を金本氏も感謝しており、影で黒田カープ誕生を後押ししているそうだ」(同)


岸田政権の誕生で、「全員野球」を合言葉に広島も一新。リーグ優勝決定後に「佐々岡監督辞任」、「黒田新監督誕生」の運びとなりそうだ。