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「沢尻エリカ」は女優復帰が報じられ「片瀬那奈」は事務所“クビ”に…2人の分岐点

沢尻エリカ
沢尻エリカ(C)週刊実話

同棲している彼氏がコカインの所持などで逮捕され、自宅が家宅捜索を受けたり、自身も尿検査を受けていたことが発覚し、大手芸能事務所を事実上クビになった片瀬那奈の〝芸能界引退〟が噂されている。

「吉本興業をクビにされた元雨上がり決死隊の宮迫博之と同じパターンです。〝疑惑〟が浮上した時点で、包み隠さず事務所に事実を伝え、謝罪をしていれば、これほどの大ごとにはならなかった。まして、片瀬は尿検査も陰性だったわけですから。ところが、事務所の聞き取りに対してあったこと(家宅捜索と尿検査)を『無かった』と説明。それを信じた事務所がマスコミに『事実無根だ』と強く反論した後で、証拠を突きつけられて恥をかかされる。こうなると、所属タレントとの信頼関係は修復不可能になる」(芸能プロ関係者)

片瀬は、オフィシャルサイトやインスタ、ツイッターなども全削除され、芸能界から抹殺されたかのような状態に陥っている。

「地上波のオファーは半永久的に来ないんじゃないかな。ネット配信のドラマなどは可能性があるけど、過激な濡れ場とか、フリーになった〝弱み〟につけ込んだ仕事しかないだろうね。それこそ、将来的には食いつめて艶系DVDデビューなんて可能性もゼロじゃない」(同・関係者)

井筒和幸監督が「後押し」か

対照的に、片瀬の〝妹分〟と呼ばれた沢尻エリカは、発売中の『週刊新潮』で「女優復帰」の可能性が報じられている。

MDMAなどを所持していたとして麻薬取締法違反の容疑で逮捕・起訴され、昨年2月に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けている沢尻は、法廷で「女優復帰は考えていない」と宣言。キャンプ場の経営に参画するのではないか、などといわれていたが…。

「週刊新潮によると、2005年公開の『パッチギ!』で、沢尻をヒロインに抜てきした井筒和幸監督が、彼女の女優復帰を『全力で後押ししたいよ』と公言。すでに〝復帰作〟の構想もあり、権力に立ち向かう60年代末の全共闘の女闘士役や、大正期の女性解放運動の伊藤野枝役などを思い描いているそうです」(スポーツ紙記者)

逮捕された際、所属事務所は沢尻との契約を解除せず、更生のサポートをすると表明しており、女優として復帰する道は残されている。

「逮捕後は、母親と兄夫婦のサポートを受けながら自宅で反省の日々を送り、当時の夜遊び仲間との関係も断ち切ったとされています。執行猶予期間中は厳しいかもしれませんが、明けたら復帰は間違いないでしょう」(同・記者)

一方の片瀬は、沢尻が逮捕された際、自身がMCを務めていた日本テレビ系の情報番組『シューイチ』で、「これだけ近くにいて何も知らなかったのは本当に悲しいし、裏切られた気持ち」と声を振るわせていたが、沢尻とクラブで遊びまくっている映像なども流出しているため、業界関係者の見る目は厳しい。

〝疑惑〟を抱えたままフェードアウトしそうな片瀬と、逮捕を機に更生し、仕事復帰できそうな沢尻。今では、すっかり明暗が逆転しているように見える。

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