小渕優子 (C)週刊実話Web
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岸田自民の要職がモンスターだらけ! ドリル小渕・ワイロ甘利・パンツ高木…

 


9月29日に自民党総裁へ選出され、早速新たな党役員人事に取り掛かった岸田文雄新総裁。しかしその布陣は、不祥事を起こした者がゾンビのように復活した酷い顔ぶれだ。


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今回真っ先に決まったのは、甘利明議員の幹事長ポストへの起用。しかし、この人事が報じられると同時に、ネット上には失笑が広がっていった。


というのも、甘利議員は経済再生担当大臣だった2016年1月、千葉県の建設会社の依頼でUR(都市再生機構)へ口利きした見返りに、総額1200万円の現金や飲食接待のワイロを受けとっていたことが『週刊文春』で発覚。公設秘書ら2人に現金500万円、甘利議員本人にも大臣室や事務所で現金100万円が手渡しされ、受領を証明する領収証や秘書らがUR側に働きかけをした録音データなども公開された。


当初知らん顔をしていた甘利議員も、証拠の数々に観念したのか、現金受領を認め大臣を辞任。件について「しかるべき時期に説明責任を果たしたい」としたが、「記憶の整理が必要」「睡眠障害の治療」など先延ばしを続け、今日に至るまで説明はされていない。


昭和の金権政治も真っ青な単純収賄をしていた男が、幹事長として党の財布を握る…。こんなギャグのような人事、失笑されるのも納得だろう。

汚職から下着ドロまで…

組織運動本部長に決まった小渕優子議員は、14年、有権者に金品などを贈ることを禁止した公職選挙法に反し、地元有権者へワインなどを配布。さらに、事務所が参加費用を負担したバスツアーの開催も発覚し、大臣を辞任した。これで元秘書2人は政治資金規正法違反で有罪となったが、何と捜査において、会計書類を保存したパソコンのハードディスクがドリルで破壊されていたことが判明。物理破損という周到な行為は〝証拠隠滅〟としか思えず、その悪質さに国民は怒りに震えた。

さらに驚くべきは、過去に女性の下着を盗んだという、金権とは違った〝前科〟を持つ新国対委員長・高木毅議員だ。


高木議員は15年10月へ復興大臣に任命されたが、直後に『週刊文春』と『週刊新潮』でパンツ泥棒の過去が発覚。30年ほど前、一方的に思いを寄せた地元銀行員の女性宅に不法入手した合鍵で侵入、下着を盗んだという内容だった。


本人は記事内容を否定したが、翌年1月には地元紙の『日刊県民福井』に、当時の福井県警捜査関係者が「窃盗は事実」と証言した記事が掲載。《下着を持っているところを通報で駆けつけた敦賀署員に取り押さえられた》《女性が被害届を出さなかったため逮捕も立件もされなかった》などが明かされ、翌年には自民党福井県連会長も「県連の調査で、高木氏が現行犯逮捕されていたことが分かった」としている。


ご覧の通り、岸田新自民党の要職は、過去に法を犯したものばかり。ネット上では《えげつない布陣で草》《黄泉の国から戻って来た戦士感が強い》《信頼失墜者復帰人事やな》《何じゃこの泥沼人事 ヤバ過ぎだろ(笑)》などと揶揄されているが、これも納得だ。