霜降り明星 (C)週刊実話Web
霜降り明星 (C)週刊実話Web

『かまいたち』『霜降り明星』らの躍進で…中堅芸人“大リストラ時代”到来

お笑いコンビ『かまいたち』がテレビ朝日系のゴールデンタイムの新バラエティー『ウラ撮れちゃいました』のMCに大抜擢された。


【関連】MC抜擢『かまいたち』に冷ややかな声「“お試し期間”として使うだけ」 ほか

日本テレビ系では『超無敵クラス』と『千鳥かまいたちアワー』の2本のレギュラーが決まっており、お笑い界に世代交代の波が本格的に押し寄せている。


「かまいたちの前は『霜降り明星』の活躍が目立っていた。『さまぁ~ず』や『ネプチューン』の第3~4世代に代わり、今後はお笑い第6~7世代が仕切ることになる」(バラエティー番組制作スタッフ)


この世代には、2018年の『M-1グランプリ』で優勝した霜降り明星を筆頭に、渋谷系チャラ男漫才『EXIT』、『ミキ』、フワちゃん、ゆりやんレトリィバァなどの実力者がゴマンと控えている。


「お笑い界は第2世代のビートたけし、タモリ、明石家さんまの〝ビッグ3〟が偉大過ぎて、いまだに彼らを超す芸人が出てこない。その中にあって『ナインティナイン』『くりぃむしちゅー』『サンドウィッチマン』など第4~5世代の中堅がバラエティー番組を回してきました」(演芸ライター)

ギャラの安い芸人を起用せざるを得ない!?

しかし、新型コロナ禍で民放の広告収入は激減。キー局では中堅芸人に代わって、ギャラの安い芸人を積極的に起用し始めた。

「中堅芸人は1本100万円。第6~7世代なら10万円~30万円で済むうえ、視聴率も及第点です」(制作会社プロデューサー)


中堅芸人がMCを務める番組のリストラも目立つ。テレ朝系で、水曜日午後6時45分から放送されていたネプチューンMCの『あいつ今何してる?』は、9月22日で終了。同じくテレ朝系では、月曜日深夜枠で放送していたさまぁ~ずの冠番組『さまぁ~ず論』も打ち切られた。


「さまぁ~ずで言えば、テレビ東京系の『紙とさまぁ~ず』が終わり、『モヤモヤさまぁ~ず2』は日曜21時放送から土曜23時に降格されています」(同)


中堅芸人にとっては笑いごとではない。