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米倉涼子が沢口靖子を無視!? テレビ朝日を巻き込み一触即発の事態に

沢口靖子、米倉涼子
沢口靖子、米倉涼子 (C)週刊実話Web

今や押しも押されもせぬ人気女優としてその名を知られる沢口靖子と米倉涼子が、テレビ朝日を巻き込み一触即発の事態に陥っている。

〝新視聴率女王〟の座を巡り局内の沢口派と米倉派がいがみ合い、局を分断しかねないほどの派閥抗争が繰り広げられているという。

「テレ朝上層部もこの異常事態に頭を抱えています。女優のキャリアとプライドを賭けたバトルですから。簡単にどちらに与するわけにもいかず、局幹部らは様子見状態です。間違いなくこの抗争は長期化する」(テレビ誌デスク)

まず、沢口は人気ドラマシリーズ『科捜研の女』のスピンオフ映画『科捜研の女~劇場版~』(9月3日公開)が予想を上回る大ヒットを記録している。まさにテレ朝にとって女神といっても過言ではない存在だ。

「当初は大コケ予想だった。だが、公開週から3位にランクインしたんです。アニメ映画『竜とそばかすの姫』やハリウッド映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』と互角の戦い。『科捜研の女~劇場版~』がヒットした理由は、新型コロナが蔓延する中、あえて細菌兵器をテーマにしたことが支持されたんです。その証拠に9月の連休から木村拓哉主演の『マスカレード・ナイト』が公開されてもベスト10に残り続けている」(テレ朝関係者)

すでに興行収入も20億円を超えたという。

「公開前は3億円いけば大成功と考えていたんです。しかし、いい意味で期待を裏切られた。このペースだと最終的には2倍の40~50億円に達する可能性も出てきました」(同)

さらに、10月からは1999年の放送開始以来、シリーズ21作目となるドラマ『科捜研の女』が2クールにわたって放映される。

「現行ドラマの中で『科捜研』シリーズは最長寿記録を更新しているんです。このテレビ離れの時代にコンスタントに平均視聴率11~13%前後を叩き出してくれる。安定感という意味でテレ朝を代表するドラマコンテンツです」(テレ朝幹部)

苛立ちを隠せない米倉涼子

そんな状況下、傍目から見ても不機嫌モードになっているのが、同じく10月から『科捜研―』の後枠でスタートするドラマ『ドクターX 外科医・大門未知子』第7期に主演する米倉だった。世間のみならず、テレ朝局内でも『科捜研―』一色に染まる状況に苛立ちを隠せなかったようだ。

「つい最近までテレ朝内では視聴率女王と持ち上げられていたんです。しかし、一転、『科捜研―』がヒットし、注目を集めると番宣は『科捜研―』一本ヤリ。『ドクターX』も収録中なのにほとんど話題にならない。米倉は『科捜研―』のPRに不公平感を覚え、その延長から沢口に対し強烈なライバル心を持つようになったんです」(事情通)

実際、『ドクターX』のクランクイン初日(9月初め)、米倉は焼肉弁当やスイーツなど計300万円超の差し入れとともに、こう檄を飛ばした。

「『このドラマに関してありがたいことに収録前から散々な言われようでした。番宣だと思えばいい。まあ…私、失敗しないので!』と頭を下げていた。その後です。一部制作幹部を集め『絶対に負けたくない。木曜日、一番で勝ちたい。『科捜研―』には負けたくない。ワンチームになって欲しい。約束して欲しい』と訴えていたそうです。いつもの雰囲気と明らかに違っていた」(テレ朝関係者)

そんな中、事件が起きた。

「番宣のためにテレ朝を訪れた沢口が局内の廊下で米倉とすれ違った際、会釈をしたにもかかわらず、米倉に知らんぷりをされたというんです。本来なら10歳年下の米倉が先にあいさつをすべきなんです。沢口は口を開けて驚いていたそうです。この一件を聞き及んだ局内の沢口派が騒ぎ出したんです」(関係者)

沢口靖子に何か起これば出演者が黙ってない…

この騒動には続きがある。局内の米倉派はフェイクだと否定しているのだ。

「廊下ですれ違ってトラブルになった、なんて話は聞いていない。仮に、出会ったとしても米倉は近眼で普段は眼鏡を掛けています。ドラマ前はコンタクトにするため、ギリギリまで裸眼でいるそうです。本当に気付かなかったのでは…と庇っています。いずれにせよ、沢口も米倉もお互い、いい印象を持っていないようです」(ドラマ関係者)

2人のバトルが大きくなると、出演者や制作会社を巻き込む騒動に発展する。

「『科捜研―』には内藤剛志、金田明夫、佐々木蔵之介、若村麻由美、風間トオル、西田健、斉藤暁といった沢口ファミリーがチームとなり、東映のバックアップの下、ドラマを支えている。沢口に何か起これば出演者や東映サイドが黙っていませんよ。しかも、東映はドラマ『相棒』も製作している。『科捜研―』とは縁戚関係にある」(同)

対する『ドクターX』。

「制作会社は数多くのヒットドラマを制作するザ・ワークスです。キャスティング力は抜群ですね。内田有紀や遠藤憲一、勝村政信、鈴木浩介、西田敏行、泉ピン子といった俳優陣を揃えている。今回、大門未知子の敵役として野村萬斎を抜擢し、話題になったばかりです」(制作関係者)

もっとも、チーム力=絆という意味においては『科捜研―』に軍配が上がる。

「『科捜研』は20年以上、ドラマが続いている。ヒロインの沢口は何を言われようが愚直に榊マリコを演じてきた。スタッフや出演者の信頼を勝ち得た理由です」(前出・ドラマ関係者)

木曜バトルが楽しみだ。

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