(画像) Aritra Deb / shutterstock
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韓国はアフガンの二の舞い!? 北朝鮮が目論む“核保有のまま”の終戦

9月21日、韓国の文在寅大統領は国連総会で演説し、朝鮮戦争の終戦に向けた決意を表明した。


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その回数は3泊5日の米国巡訪の間、20回以上に及び、この融和策に北朝鮮の金与正党副部長は、「よい発想だ」と文氏の頭をなでた。


「韓国大統領府は15日、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射実験に成功したと発表。文氏は『世界で7番目のSLBM運用国になる』と胸を張りましたが、北朝鮮は韓国より早く発射実験に成功したと主張しています。ただし、実際の発射映像には潜水艦が映っておらず、偽造の可能性が高いのですが…」(国際ジャーナリスト)


SLBMの目的は自国が核攻撃された場合、相手国に把握されない場所からの報復核攻撃を可能にすることにある。


ところが、北朝鮮の国防科学院は20日に談話を発表し、韓国のSLBMを「出来損ないの兵器」であると酷評した。


「北朝鮮は『韓国が発射したのは比較的小型の短距離戦術ミサイルで、大型の弾道ミサイルを水中から発射するための技術は実証されておらず、そもそも核弾頭を搭載しないSLBMにどんな意味があるのか』と主張しています」(同)

韓国は北朝鮮に容易に併呑される!?

しかし、どんなに北朝鮮からこき下ろされようと、「踏まれても付いていきます下駄の雪」という文氏のスタンスは相変わらずだ。

国際原子力機関(IAEA)は同じく20日、「北朝鮮はプルトニウムの分離やウラン濃縮などの核開発を全速力で進めている」と明らかにしたが、これを受けて米国も、北朝鮮の核に対して警戒を強めている。


「米国は、北朝鮮が核兵器を放棄することを最優先課題としており、その問題が解決されない限り、朝鮮戦争の終戦は現実的な話ではありません。北朝鮮が核を保有したまま終戦を迎えれば、在韓米軍(国連軍)は韓国に駐留する意義を失い、撤退せざるを得なくなる」(北朝鮮ウオッチャー)


朝鮮半島の軍事的な緊張が高まる中、もしそうなればアフガニスタンの二の舞いで、北朝鮮が容易に韓国を併呑するかもしれない。