社会

「高い妊娠率を誇る」と宣伝…72歳の鍼灸院院長わいせつ行為で逮捕!

(画像) WAYHOME studio / shutterstock

千葉県船橋市の鍼灸院で、施術の際に女性客にわいせつな行為をしたとして、船橋東署は9月16日、準強制わいせつの疑いで千葉市花見川区の鍼灸師、櫛田昇容疑者(72)を逮捕した。

櫛田容疑者は女性専門の『カリカ鍼灸院』を経営し、不妊治療などを行って「高い妊娠率を誇る」と宣伝していた。逮捕容疑は昨年11月から今年3月までに計3回、鍼灸院で20代と30代の女性客2人に、治療と偽って体を触るなどのわいせつ行為をした疑い。

「女性客の1人が施術内容を不審に思い、『院長にわいせつな行為をされた』と警察に相談。以来、捜査を進めていました。櫛田容疑者は警察の調べに対して、『体を触るなどの行為はしたが、施術の一環で正当な行為だった』と、容疑の一部を否認しています」(捜査関係者)

つい手が伸びてしまった!?

鍼灸院のホームページによると、櫛田容疑者は千葉県出身で、高校卒業後に医薬品の専門商社に就職。その後、東洋医学を志して鍼灸師免許を取得し、2008年に念願の鍼灸院を開設したという。

鍼灸院の治療の柱は3つあり、まず腹部に現れる痛みやしこり(シャク)を取り除く。第2は頭部に鍼を打った状態で、お灸をする灸頭鍼。第3はスーパーライザー(SL)という光線治療だった。

「これは近赤外線をスポット状に高出力照射して、子宮や卵巣が本来持っている働きを取り戻そうというものです。櫛田院長は、なかなかの妊娠率が得られると言っていましたが、局部付近への触診や下腹部へのマッサージなどもありますから、つい手が伸びてしまったのかもしれません」(鍼灸院関係者)

光線治療などのアシスタントは容疑者の夫人が務めており、女性客の信頼も厚かったというのだが…。

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