写真週刊誌『FLASH』のスクープに、芸能界に激震が走っている。
「同誌によると、今年8月に会社経営者の兄弟が、東京都世田谷区の一軒家で乾燥大麻約1.8グラムを所持していたとして厚生労働省麻薬取締部に逮捕され、すでに起訴されているが、この兄弟の自宅は音楽関係者の間で〝世田谷ハウス〟と呼ばれており、ここが違法薬物の密売所になっていた恐れがある。しかも、この〝世田谷ハウス〟には複数の芸能人や関係者も出入りしていたというのです」(芸能記者)
兄弟は、『フジロックフェスティバル』をはじめとした音楽フェスの関係者の間では有名な人物だという。
そのため、芸能人とも親交があり、俳優の山田孝之、松田龍平、浅野忠信、電気グルーヴの石野卓球とピエール瀧らと一緒に写った写真も『FLASH』には掲載されている。
「山田と松田の事務所は、逮捕された兄弟との親密な関係を完全否定。松田サイドは掲載した『FLASH』に対して厳重に抗議すると激怒しています。2人ともCMを抱えているため、断固たる態度を示す必要があったのでしょう」(同・記者)
家でこっそりやっていればバレない
とはいえ、コロナ禍でなかなか飲みに行けなくなり、仕事以外は家にいる時間が増えたのは芸能人も同じだ。
「特に大物ほど自粛が求められており、そのストレスを解消するため、薬物に手を出す芸能人も相変わらず多い。家でこっそりやっていればバレないだろう、という安易な考えなんです」(テレビ局関係者)
これまで、沢尻エリカや伊勢谷友介、元KATーTUNの田口淳之介など、芸能界からの逮捕者が相次いでも、その入手経路などはほとんど解明されてこなかった。
「もし、逮捕された芸能人がペラペラしゃべって新たな逮捕者が出たり、薬物の供給元となる裏社会のルートが摘発された場合、発端となった芸能人にも身の危険が及ぶ可能性があるからです」(同・関係者)
しかし、今後はこの兄弟のルートから芸能人の逮捕者が続出するかもしれない。
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