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『笑ってはいけない』休止にBPOは関係ない?松本人志“天敵”のスクープが原因か

松本人志
松本人志 (C)週刊実話Web

ダウンタウンの松本人志が、26日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』で〝あの問題〟に言及した。

「毎年大みそかの恒例だった日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ』が、今年は休止されることについてコメントしたんです。今年8月末に、BPO(放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会が〝痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー〟について審議入りすることを公表した直後の休止発表でしたから、松本の発言が注目されていましたからね」(スポーツ紙記者)

2006年からスタートした同シリーズは、昨年まで11年連続で同時間帯民放1位の視聴率を記録。〝紅白の対抗馬〟として、国民的バラエティーに成長した。

「BPOは対象の番組名は明かさなかったものの、次々と登場する笑いの刺客たちに、ダウンタウンらが笑わされるたびにケツバットを食らう同番組がターゲットにされていたのは明白。今年の年末に放送されれば、審議入りは確実とみられていたんです」(同・記者)

『ワイドナショー』の番組冒頭、進行役の東野幸治から「総合的な判断ということでいいんですか?」と聞かれた松本は、「何か夏にBPOのがあったじゃない? あの時、正直、『そもそも今年は(放送が)ねえし』と思っていたし」と告白。コロナの収束が見えないことから、今年3月ぐらいには収録の中止が決まっていたと明かし、「BPOがあの番組をやめさせたとか、たたかれているじゃないですか。『BPOにやめさせられた』と、俺も言っていこうかなと思ってますけど」と笑い飛ばしたが、心中穏やかではないようだ。

ケツバットの代わりに〝コチョコチョ〟

「日テレにとっては、大みそかの〝キラーコンテンツ〟だけに、そんなに早い段階で中止が決定するはずがない。おそらく、後付けの言い訳ですよ」(他局のスタッフ)

実は、休止が発表される直前、『東スポ』がケツバットの〝代替案〟をスクープしていた。

「有力なのは〝コチョコチョ〟だと報じていました。つまり、笑ったらケツをバットでしばかれるのではなく、くすぐりが罰ゲームになると報じたんです。東スポは、やたらと日テレの内情に詳しい上に、松本にとっても〝天敵〟。常盤貴子との交際中には〝結婚式の中継情報〟を流され、映画監督デビューもスクープされているからです。極秘の〝コチョコチョ〟プランが、またもや同紙にスッパ抜かれ、急きょ今年の放送見送りが決定した可能性もありますよ」(同・スタッフ)

日テレ側もBPOの影響を否定し、今年は6時間生放送の新お笑い特番『絶対笑って年越したい!笑う大晦日(仮)』を放送するというが、仮タイトルからはスベるニオイがプンプン。視聴率が取れなければ、来年は〝コチョコチョ〟以外の罰ゲームで、あっさり『笑ってはいけない』が復活するかもしれない。

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