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『麒麟』川島明と田村裕のエグ過ぎる格差……お笑いコンビ“逆転人生”

『麒麟』川島明
『麒麟』川島明 (C)週刊実話Web

今年3月から朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)のMCを務めるお笑いコンビ『麒麟』の川島明。

視聴率は惨敗で早くも打ち切りが囁かれているが、他にも引っ張りだこで、今やバラエティー番組に欠かせない存在だ。

「もともと川島さんは、いわゆる〝じゃない方芸人〟でした。相方の田村裕さんが、2007年に出版した自叙伝『ホームレス中学生』が大ベストセラーになり、連日、バラエティー番組にピンで出演。その間、川島さんは仕事がなく、不遇の時期が長かったんです」(テレビ制作スタッフ)

珍しくコンビで仕事が入っても田村にしかピンマイクが付けられなかったとか、「ピンの仕事を入れてくれ」と事務所に頼んだらファンとボウリングをする仕事しかなかったとか、泣けるエピソードも事欠かない。

「ところが、それでも腐らず、地道にツイッターで大喜利を続けたり、ピンでネタを作ってR-1に挑戦したりと諦めなかったところ、もともとのポテンシャルの高さが徐々に認められ、気付いたら田村さんと逆転していたというわけです」(同・スタッフ)

今の2人のギャラ格差は…

当然、稼ぎも逆転している。田村は『ホームレス中学生』で2億円ともいわれる印税を手にしたが、1億円は税金の支払い、残りは父親に家を、親戚には旅行をプレゼント。また、正月に後輩50人ほどに1万円のお年玉をあげるなどし、あっという間になくなってしまったという。

「今の2人のギャラの格差はエグい。田村は、川島から直接ギャラを聞いたことはないが、大先輩からおおよその金額を聞かされた際、最初はその金額が1カ月分のギャラだと思ったそうです。よくよく考えると1日分のギャラだと気付き、異常に落ち込んだと明かしていましたからね」(芸能プロ関係者)

解散した『雨上がり決死隊』も、ずっと宮迫博之がメインで、蛍原徹だけでは通用しないと思われていたが…。

「いざ宮迫がテレビから消えてみると、蛍原の仕事に影響なし。むしろ蛍原の人柄のよさがにじみ出た穏やかなMCぶりに、逆に番組を見やすくなったという声の方が多いんです」(同・関係者)

切磋琢磨し合うコンビのシーソーゲームの結末は、最後まで分からないものだ。

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