社会

宝島社の“政府批判”にドン引きする声が殺到!「ピントズレまくりだわ」

(画像)file404 / shutterstock

出版社の宝島社が9月22日、《国民は、自宅で見殺しにされようとしている。》と、政府の新型コロナウイルス対策を批判する見開きの企業広告を全国紙3紙の朝刊に掲載。ネット上で物議を醸している。

22日付けの日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞に掲載された広告には、捨てられたようなクマのぬいぐるみの写真とともに、「今も、ひとりで亡くなっている人がいる。怒りと悲しみでいっぱいになる。この国はいつから、こんなことになってしまったのか。」のコピーがあり、国のコロナ対策に疑問を投げかけている。

「同社は、今年の5月11日にも、同じ3社の新聞の全国版に《ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戰えというのか。このままじゃ、政治に殺される》とうたった全面広告を展開。国のコロナ対策を戦時中の〝竹槍訓練〟になぞらえて批判していました。しかし、あれから状況は少しずつ変わり、今回の広告にはネット上で、ドン引きの声が散見されるようになっていますね」(エンタメ誌ライター)

例えば以下のようなものだ。

「どうすればいいのかを聞きたい」

《いつからっていうか最初からでしょw 強制的に医療従事者を徴用して野戦病院作って詰め込んでいいなら別だけど、そういうのには反対してきた会社がいうことではないだろ》

《批判するのはいいけど、じゃあどうすればいいのかを聞きたい。文句を言うだけなら誰でもできる》

《こういう広告は話題にはなるのかもしれないが、批判するなら代替案を提示しないといけないのでは。宝島社、ピントズレまくりだわ》

《この会社、5月に『ワクチンもない、クスリもない』という大きな広告を打ちましたが、4カ月後の今、国民の3分の2が少なくとも1回のワクチンを打ち終わりました。さぁ、どう言い訳するのでしょうか?w》

「意見広告とはいえ、今回も中身はただの政府批判ですから、単に人目を引きつけたかっただけと思われても仕方ないでしょう。まあ、それで何か問題があるわけでもありませんから。代替案が出ていないことに不満があるのは分かりますが、それは何も宝島社だけに限ったことではありません。いずれにせよ、出版社ならばもう一歩踏み込んで発信してほしいという声も十分に理解できますね」(出版業界関係者)

前回の広告でも〝竹槍〟と〝薙刀(なぎなた)〟を間違うなど、やや甘いところもあった宝島社。次回は、今回寄せられた声をぜひ生かし、ガッツリ攻めた内容で驚かせてほしいものだ。

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