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TBS無派閥状態に新勢力“みなみん組”台頭! 女子アナ「最新派閥」勢力図~Part3~

(C)週刊実話Web

視聴率競争でテレビ朝日の後塵を拝するTBSも女子アナ派閥で混乱が生じているという。

「要は、一枚岩の大派閥が存在していないことが致命的なんです。皆が好き勝手やっているため、誰のことにも無関心な状況なんです。これは局として、かなり危険な兆候です」(TBS関係者)

そもそも、最初に大混乱ぶりが露呈したのが有吉弘行との電撃婚を発表した夏目三久の後継者騒動だった。9月末でメインMCを務める『あさチャン!』が終了。この10月からスタートする『THE TIME,』(ザ タイム)のキャスターを巡り、TBSの女子アナたちが熾烈なイス取りゲームを始めたのだ。

スッタモンダの末、ようやく決まったのが月~木曜の司会を安住紳一郎アナ、金曜の司会を俳優の香川照之の2人が務めるという布陣だった。注目の女子アナには、能楽師・野村萬斎の娘として知られる入社2年目の野村彩也子アナの起用が発表された。ところが、これが後に大きな火種となってしまった。

「野村アナよりも先輩である山形純菜アナや山本里菜アナ、宇賀神メグアナ、良原安美アナ、近藤夏子アナ、篠原梨菜アナ、若林有子アナらが手を挙げたんです。一部の女子アナは『野村萬斎の娘だから起用するのは納得がいかない。起用してくれないなら未来がないから退社する』と上層部に直談判する者まで現れた」(TBS事情通)

新番組のキャスティングがこうもドタバタした騒動に発展してしまった背景には、調整や根回しを請け負う派閥が存在しないから。〝アナウンス部の女帝〟と呼ばれる長峰由紀アナが現在も『長峰会』を組織しているが、既に有名無実化状態なのだ。

田中みな実の目的は若手の囲い込み!?

「相次ぐパワハラ疑惑や女子アナの退社騒動で全く機能していない。当然、女子アナの信頼もゼロ。以前なら上昇志向の強かった小倉弘子アナや出水麻衣アナらが派閥のトップを目指すべく、やる気満々だったのですが、いまでは自分のことで手一杯なんです。一時期、局アナを安住アナがまとめるなんて話が出ていたが、所詮は独身男性アナ。女子アナのハートなんて全く掴めていない状況なんです」(制作関係者)

さらに、TBS上層部を苛立たせているのが元同局の看板アナだった田中みな実がリーダーを務める『みなみん組』の存在。

「メンバーは番組で共演した芸能人が中心ですが、TBSに呼ばれた際には若手アナらにいろいろと、あることないことを吹き込んでいるんです。今回のポスト夏目を巡る騒動にも一枚噛んでいるという話も囁かれている。野村アナ起用に異を唱えさせ、先輩の山形アナや山本アナ、宇賀神アナらを焚き付けたともいわれているんです。田中の目的はいずれ、自分が立ち上げる事務所にTBSの若手を囲い込むこと。本来、TBSサイドはこんな田中を同局の番組に起用したくないのだが、いかんせん、視聴率を持っている。背に腹は代えられないというわけです」(業界消息筋)

そんな混沌としたTBS局内において唯一、現役女子アナの利益のために立ち上がったのが、中堅である江藤愛アナが代表を務める『江藤会』だ。

「野村アナを筆頭に『ラヴィット!』のMCに抜擢された入社3年目の田村真子アナがメンバーだそうです。江藤会には安住アナが後見役を買って出た。結果、局内では一目、置かれる存在になりつつあります。まずは悪名高い『みなみん組』から若手を奪還するのが一番の使命です」(前出・TBS関係者)

晴れて安住アナの後ろ盾を得ることができた江藤会。30歳以下の若手女子アナを多数囲い込めれば日テレの水卜会に肩を並べられる?

~Part4に続く~
女子アナ「最新派閥」勢力図Part4

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