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日テレ最大派閥“水卜会”に造反した久野会! 女子アナ「最新派閥」勢力図~Part2~

(C)週刊実話Web

現在、視聴率争いで6年連続「年度視聴率3冠」の実績を誇る日本テレビ。当然、同局にも女子アナ派閥は存在する。今や押しも押されもせぬナンバーワン女子アナとして同局に君臨しているのが、看板番組『ZIP!』のMCを務める水卜麻美アナだ。

『ORICON NEWS』が発表する〝好きな女性アナウンサーランキング〟では、堂々の殿堂入りを果たし、好感度はテレビ界一といっても過言ではない。実は、世間の評判だけでなく、同局の女子アナ陣からも絶大な支持と信頼を得ているのだ。日テレのアナウンス部でこの数年間にわたり語り継がれている格言が『水卜会にあらずんば、女子アナにあらず』。

「裏を返せば、水卜アナに気に入られればアナウンサーとしての未来は安泰だということです。歯向かおうものなら将来は何も保証されません。なぜなら、これだけの高い人気を誇りながらフリー転身を拒否し、局幹部として生きていくことを上層部と約束したからです」(日テレ関係者)

水卜アナが会長を務める『水卜会』のメンバーは、それこそ多岐にわたる。

「幹部アナは徳島えりかアナ、郡司恭子アナ、岩本乃蒼アナの3人。コロナ以前は幹部会と称し、毎週水曜日の夜に定例会があり、朝まで飲み歩くのが定番だった。もともとは水卜アナと同じ慶応大学出身の日テレ後輩女子アナの集まりだった。話す内容は仕事の愚痴や水卜アナへのヨイショ話です。コロナ前はお忍びで小杉善信前社長も食事会に参加したと噂されているんです。しかし、水卜アナが『ZIP!』担当になったのと、飲食店への休業・時短要請の緊急事態で、会合はもっぱらZOOM飲みだそうです」(番組制作会社関係者)

気になるのは、多岐にわたる他の水卜会構成員だ。

「徳島、郡司、岩本の3アナを筆頭に、2013年入社の後藤晴菜アナ、中島芽生アナ、14年の畑下由佳アナ、15年の尾崎里紗アナ、16年の佐藤真知子アナ、滝菜月アナ、17年の後呂有紗アナ、佐藤梨那アナ、18年の市來玲奈アナ、岩田絵里奈アナ、19年の河出奈都美アナ、杉原凜アナ…。昨年度の石川みなみアナに忽滑谷こころアナ、そして今年度の黒田みゆアナと小髙茉緒アナなど参加者は20人を超えているんです」(編成関係者)

35歳を超えた女子アナには冷たい!?

日テレ女子アナがこれだけ水卜会にはせ参じるのは、会社体質もありそうだ。

「最近の日テレは35歳を超えた女子アナには冷たい。容赦なく一般部門に配置換えするんです。これまでとは違った職種の人間と仕事をしなければならない。ストレスを感じて、体調を崩す者までいる。ある意味、晒し者になってしまうんです。水卜会に入ってボスに気に入られれば、取りあえず女子アナとして会社員人生を終えられるといわれています。なぜなら現経営陣の水卜アナ評は上々。年収も、あの若さで3000万円を超えている。彼女は本当の幹部候補生なんです」(日テレ事情通)

水卜会は、まさに女子アナ界最大派閥といっても過言ではない。さらに、準会員として日テレの看板番組を担当するプロデューサーや演出陣がぶら下がっているというから水卜会の体重、いや規模は増す一方だ。

「GP(ゴールデン&プライム)帯を担当するディレクターやプロデューサーは基本、水卜会に所属している女子アナからしか抜擢しません。視聴率や話芸に対し水卜アナが責任を持って対応してくれるからです」(前出・日テレ関係者)

この最大派閥水卜会を巡り最近、ある不穏な動きが見え隠れするという。水卜会メンバーだった報道系の久野静香アナが離反し、新たに新派閥『久野会』を結成したのだ。

「久野アナは水卜アナの2年後輩。以前はよく2人でご飯に行く仲だった。ところが、最近は後輩の笹崎里菜アナらと『久野会』を結成しています。何でも離反した一番の理由は、水卜会での飲み&食事代はすべて割り勘が決まりだったこと。飲んで食べる水卜アナと違い、久野アナや笹崎アナはほとんど食べず、少食派なんです。毎回、会計時に不満の声が上がっていたそうです。加えて、法政大学出身の久野アナは慶応卒メインの水卜会メンバーとは、そもそもソリが合わなかったようですね」(前出・日テレ事情通)

水卜アナ“伝家の宝刀”フリー転身

水卜会にさらなる衝撃が走った。岩田アナの謀反劇だ。水卜アナの推薦を受け現在、『スッキリ』のメインMCを担当している岩田アナが突如、久野会にも出入りを始めたという。

「以前から不満がたまっていたようです。一番は会食の多さに音を上げたそうです。コロナ前には1カ月に8回も水卜会が開催されていた。それも悪評のある割り勘。コロナ禍もZOOM飲みが週末開催されるんです。岩田アナは表向き水卜会メンバーを公言しているが、『スッキリ』の視聴率が安定し、自分のポジションが安泰になれば、水卜会脱会を宣言するはずです。結構、計算高い女子アナなんです」(同)

もう1つ、久野会が会員を増やす材料がある。

「オートバイです。久野アナはプライベートでホンダの『CBR250RR』を駆っているマニア。専門雑誌などでも連載をしている。どうやら岩田アナも、このバイクに興味を持っているようなんです。他にも滝アナや水卜会幹部である郡司アナも興味津々だという話がある。無視できない情報です」(日テレ幹部)

久野会が勢力拡大を続けた場合、派閥の力学がひっくり返るかもしれない。もっとも一度、天下を治めた水卜アナがこの状況に対し、ただ指をくわえて見ているとは思えない…。水卜アナは陰で女子アナの人事権を握っているという噂まで囁かれている。

「久野アナのアナウンス部から報道局への異動説、岩田アナに関しては来年4月に実施される『スッキリ』のリニューアルでシャッフル説も燻っている。もちろん、一部では『水卜アナにそこまでの力はない』と断言する幹部も存在する。しかし、水卜アナが伝家の宝刀であるフリー転身をチラつかせた場合どうなるか分かりませんよ」(放送作家)

政界のように最大派閥が分裂するのは、世の常かもしれない。

~Part3に続く~
女子アナ「最新派閥」勢力図Part3

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