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激震!五代目山健組が六代目山口組に正式復帰!中田浩司組長は「幹部」就任

中田五代目(C)週刊実話 無断転載禁止
中田五代目(C)週刊実話 無断転載禁止

正午すぎ、駐車場に岡山ナンバーのミニバンが、ゆっくりと入っていった。五代目山健組のナンバー2・物部浩久若頭の車両だったが、降りる気配はなく、ミニバンはアイドリングのまま待ち続けた。濃いスモークの掛かった窓から車内の様子はうかがえず、周囲には不気味な静けさが漂った。

しばらくすると次々に車両が到着し、降り立った人物らは建物内へと足早に姿を消す。午後2時までに物部若頭を筆頭に、五代目山健組の全直参が集結。決断の時を迎えたのである。

会合は兵庫県内で行われた(C)週刊実話 無断転載禁止
会合は兵庫県内で行われた(C)週刊実話 無断転載禁止

五代目山健組が六代目山口組に復帰するという話が浮上してから、約2カ月半。8月に双方の最高幹部が極秘裏に席をもった事実が判明すると、噂は過熱した。

そして、最終的な決断が下されるとみられた9月16日、兵庫県内に五代目山健組が集結したのだ。

初代山健組からの古参幹部も出席した(C)週刊実話 無断転載禁止
初代山健組からの古参幹部も出席した(C)週刊実話 無断転載禁止

トップの中田浩司組長は、三代目弘道会系組員への銃撃事件(一昨年8月)の実行犯として逮捕、起訴され、1年9カ月もの間、現場不在が続いている。昨年7月には、神戸山口組脱退という衝撃の決断を拘置所から下した。

今回の六代目山口組に復帰するか否かの最終的な判断も、中田組長に委ねられていたのだ。

「会合の前から復帰は濃厚だと言われとったが、弘道会系組幹部によって山健組系組員2人が射殺されとるし(一昨年10月)、中田組長かて弘道会への報復で体をとられとるんやから、折り合いが付くのかフタを開けてみるまでは分からんかった」(ベテラン記者)

人の出入りがなくなった駐車場に再び直参たちが姿を現し、引き揚げ始めたのは午後3時のことだった。

会合を終えて引き揚げる物部浩久若頭(写真右)と福富均舎弟頭(C)週刊実話 無断転載禁止
会合を終えて引き揚げる物部浩久若頭(写真右)と福富均舎弟頭(C)週刊実話 無断転載禁止

その表情から決定内容を読み取ることはできなかったが、言葉を交わしながら別れる姿からは、少なくとも五代目山健組内での決裂はなかったといえる。

終了直後、業界内に六代目山口組の通達が一斉に広まった。

〈五代目山健組は『幹部』で復帰決定〉

中田組長を、最高幹部への登竜門といわれるポストで迎えたのだ。

若い者の将来を考えて決断

「この日の集まりでは、みんなの前で拘置所から届いた中田組長の手紙が読み上げられとる。混乱を招いたことへなのか、皆へ謝罪の言葉があり、若い者の将来を考えた上で六代目山口組への復帰を決断したと。『本来の山口組』いう言葉があったそうやから、中田組長にとっても菱の代紋への思いは深かったと察しとる」(関西の組織関係者)

神戸山口組を脱退し、約1年間、独立組織として活動した五代目山健組の“菱”復帰は、山口組の分裂戦に大きな影響を与えるとみられる。

「六代目山口組への復帰によって、五代目山健組は神戸山口組と敵対関係になった。分裂終結に向けて、六代目山口組は一気に畳み掛けていくだろう」(業界ジャーナリスト)

急展開を迎えた山口組の分裂戦。六代目山口組の“次の一手”に緊張が高まっている。

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