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小池百合子都知事が意気消沈…「健康不安説」と「二階幹事長ロス」

小池百合子
小池百合子 (C)週刊実話Web

小池百合子・東京都知事の体調悪化説が再び流れている。

「7月上旬の都議選直前に過度の疲労で入院していたが、退院後も体調が戻らないのは一目瞭然です。会見では声が小さく、顔色も依然としてすぐれない」(都政担当記者)

9月5日のパラリンピック閉会式ではイッセイ・ミヤケのドレスでビシリとキメ、満面の笑みで旗を振って元気そうにも見えた。そして、8日には二階俊博幹事長に東京五輪・パラリンピックが無事終了したことのお礼のため、自民党本部を訪問している。

「最近は昼前後に登庁し、夕方5時前に退庁することがしばしばある。そのため、やはり体調が芳しくないのではという説が消えない。一方で『体調不良ではない。おとなしいのはコロナ感染爆発があったから。天敵の菅義偉首相もコロナ感染拡大に歯止めをかけられず、退陣に追い込まれた。まだまだコロナ収束は見えない。菅首相と同じ立場にならないための仮病では』という別の臆測も飛び交っています」(同・記者)

また、自民党都議はこんな推測もする。

「東京五輪・パラリンピック後に『私の責任は果たした』と都知事を辞職、そのまま秋の総選挙に打って出るというシナリオが崩れた。永田町界隈では小池さんの精神的な落ち込み説も出ている」

得意技の“死んだフリ”!?

同都議は「あくまで噂」と前置きし、小池都知事のシナリオを語る。

「二階幹事長とすり合わせて、秋の総選挙に公選法違反で有罪が確定した菅原一秀・前経産相の選挙区東京9区(練馬区)からの出馬を画策していた噂がある。練馬区は、かつての小池氏の選挙区である豊島区と隣接するだけに、地元同然で当選確実。当選なら自民党に戻り、機を見て総裁選に出馬と囁かれていた」

ところが事態は急変、菅首相退陣と二階幹事長辞任の流れとなった。

「もし小池氏がそうしたシナリオを描いていたら、すべてパー。二階幹事長ロスで気落ちし、さらに体調を悪化させている可能性はある」(同・都議)

メンタル面も重なった健康不安説…。しかし、ごく最近、久しぶりに小池都知事が元気な顔を見せるシーンがあった。

「小池氏は10日の会見で自民党総裁選に触れ、『日本には女性の権利を制限するタリバンがいないのに、女性の活躍が遅れてきたのが不思議だ』と声高に批判。その上で『女性男性問わず、この国をどう良くするか論戦を期待したい』と述べた。記者の間では、小池氏が総裁選にチャレンジしたいシグナルでは、ともっぱらです」(前出・都政担当記者)

健康不安説は、単なる〝死んだフリ〟なのか。

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