社会

泡沫候補から大逆転!? 高市早苗“新総理”がNHKをぶっ壊す!

高市早苗
高市早苗 (C)週刊実話Web

来る9月29日に行われる自民党総裁選で、〝NHKの天敵〟として知られる高市早苗前総務相が、よもやの逆転勝利を収める可能性が出てきた。

「局内はXデーに備え、高市シフトを敷くべく人事の選定に入った。彼女が総理になれば『NHKは最終的に解体される』なんて、笑えない冗談が飛び交っています。とりあえず番記者や渉外担当者には、民放局に倣ってマッチョ系のイケメン男性局員をそろえました」(NHK関係者)

高市氏は当初、岸田文雄前政調会長や河野太郎行政改革担当相の2人が最有力候補とされる中、総裁選を彩る一種の泡沫候補と見られていた。しかし、安倍晋三前首相が「日本初となる女性宰相」の誕生を公式に後押ししたことで、風向きが大きく変わり始めたのだ。

「まさに高市氏は〝安倍氏のコピー〟といっても過言ではない。国家観や歴史観、改憲論、女系天皇や選択的夫婦別姓への反対といった保守的な考えは、安倍氏そのもの。極め付きは金融緩和や財政出動、危機管理投資などを柱にしたアベノミクスを継承し、新たな経済政策〝サナエノミクス〟を実施するとぶちまけたことです」(自民党関係者)

民放キー局上層部は密かに応援!?

安倍氏が本気で高市氏を推す理由は、まだある。

「永田町で院政を敷くためには、とにかく〝モリカケサクラ〟の疑惑を完全封印したい。思想信条が近い超タカ派の高市氏を総理に担ぎ上げることで、再度、保守層の支持を取り付けたいのです」(民放政治部デスク)

安倍氏が全幅の信頼を寄せる高市氏だが、政治生命を賭して取り組んでいるのがNHK改革だ。高市氏は安倍政権下の総務相時代から、所管するNHKとやり合っていた。

「総理になって一番に手を出すのが、国民に対してアピールしやすいNHK改革です。まず受信料のさらなる引き下げは避けられない。また、BSなどの受信料を地上契約に一本化する案も、再度、提案されるはずです。さらにNHKにとっては鬼門である放送波を減らす議論も再燃するでしょう」(NHK幹部)

そうした中、民放キー局はNHKの思惑とは裏腹に、密かに高市氏を後押ししているという。

「あからさまではないが、上層部は応援してますね。高市さんは『国民から集めた受信料で、(民放局が)太刀打ちできないレベルの番組が制作され、最近は公共放送なのに視聴率競争に参入してきている。地上波&インターネット同時放送も、検討する課題が多々ある』と普段から語っています」(民放関係者)

NHKサイドはあらゆるツテを頼り、高市氏とのパイプ作りに躍起になっているが、女性宰相誕生が現実味を帯びた今、もはや手遅れといった感は否めない。

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