エンタメ

灼熱の火花散る!『オートレース』情報~飯塚「SG全日本選抜オートレース」展望【後編】

『オートレース』情報
『オートレース』情報 (C)週刊実話Web

飯塚オートで9月22日に開幕する『SG全日本選抜オートレース』。先週は地元飯塚勢について記したが、今週は遠征組の有力どころについて、近況を交えて紹介したい。

地元飯塚勢にとって脅威の存在は青山周平、鈴木圭一郎だろう。全国1位である青山は、8月の地元SGグランプリは雨に足をすくわれ、先の川口GⅠキューポラ杯では、機が折り合わずに準決勝で敗退と、リズムはいまひとつ。対照的に鈴木は川口GⅠでは優勝を飾り、その後スーパーハンデで臨んだ川口普通開催でも完全優勝を遂げるなど、すこぶる好調。現状での「流れ」は間違いなく鈴木だが、青山の立て直しも実に早く、両者は甲乙つけ難い。

試走気配には細心の注意を払いたい

そして7月、当地の特別GⅠプレミアムカップで優勝を飾った永井大介も、地力は上位。機の出来にやや波があるが、飯塚バンクにマッチングさえすれば、青山や鈴木にも引けを取らない底力を秘めている。

また、悲願のSG制覇は時間の問題といえる早川清太郎の動向も注視したい。8月地元グランプリでは雨に泣いたが、元来ナイター戦には滅法強いのが売り。初日の動きは要チェックだ。

さらに、昨年グランプリ優勝から完全復活を遂げた伊藤信夫も、バンクを問わず動きは堅調で、優勝戦線から外せない。

逆に仕上がり面で上積みが求められるのが髙橋貢、中村雅人、金子大輔、木村武之、佐々木啓。もうワンランク上の状態が欲しい現状で、試走気配には細心の注意を払いたいところだ。

あわせて読みたい