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綾瀬はるか“コロナ中傷”で問われる芸能界の危機管理~銭で見えてくる『テレビ・芸能マル秘報告書』

綾瀬はるか
綾瀬はるか (C)週刊実話Web 

人気女優の綾瀬はるかが心ないバッシングに悲鳴を上げている。

「本人はネット上の誹謗中傷に驚くと同時に、かなりショックを受けています。ここまで叩かれるのは初めての経験ではないか」(芸能プロ関係者)

コトの発端は綾瀬が新型コロナに感染。その後、都内の大学病院に緊急入院したことだった。所属事務所によれば、8月20日夜に微熱があり医療機関で抗原検査を行ったところ結果は陰性。念のため翌日に再度PCR検査を受けたがこちらも陰性。その後も熱が下がらないことから抗原検査をしたが、三度陰性だった。

「8月26日に再診し、ここでようやくコロナの陽性反応が出たのです。当初は自宅療養の予定だったが、肺炎の症状が出たため、緊急入院を余儀なくされたのです」(事情通)

そんな病身の綾瀬に対し、ネット上では信じられないくらい多くの批判の声が寄せられたという。

「コロナに感染したものの、自宅療養で容体が急変し亡くなるケースが連日報じられていた。こうした不満を綾瀬が一身に受けることになってしまった。『多くの人が入院できない。自宅で亡くなる人もいるのに、なんでスムーズに入院できるの?』『芸能人は上流国民ですか、やっぱり…』『いくら大金を支払ったの?』といったものだった」(同)

騒動が収まらないと起用しにくい…

想定外のバッシングの多さに、オロオロし始めたのが視聴率や好感度を気にするテレビ局や広告代理店の関係者だった。

「ネット民はバカにできない。視聴率や商品の購買に直結するからです。とにかく、一連の騒動が収まらないと綾瀬を起用しにくい」(芸能プロ関係者)

今年で女優デビュー20周年を迎えた綾瀬が契約しているCMは『ユニクロ』、『NTTドコモ』、『キッコーマン』など計8社。

「彼女のCMのギャラは1本4000万円以上です。ドラマ出演料は1本200万円~」(業界関係者)

こうしたネット民のバッシングに当然、「正々堂々と戦うべき」の意見もあるが、その一方で漏れ伝わってきたのが所属事務所の危機管理を問う声。

「なぜギリギリまで情報を伏せたのか? 8月26日の段階でコロナ感染を発表していれば、こんなバッシングにはならなかった。綾瀬は芸能人で大勢のスタッフとも会っている。それこそ濃厚接触者がゴマンといるわけです。コロナ感染を公表しないのは本当に無責任な話です。同じ事務所所属の石原さとみがコロナ感染したときも、メディア取材を受けた後に発表している。こんな流れもあり、今回、ネット民の不信感が爆発したのでしょう」(同)

幸いにも綾瀬の容体は安定し、快方に向かっているというが…。

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